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「小さすぎ!」「目の錯覚かな」コンビニで極小車にざわつく人多数! なぞの青いクルマとは

くるまのニュース 2022年2月16日 11時50分

軽自動車よりも超コンパクト!? SNSではコンビニの駐車場に停まっていた1台ミニカーが珍しいクルマとして話題となっています。どういった特徴があるのでしょうか。

■軽自動車よりも超コンパクト!? ミニカーってどんなクルマ!?

 クルマには、大きいサイズのミニバンや、SUV、コンパクトな軽自動車などさまざまな種類のクルマが存在します。

 そんななか、SNSではコンビニの駐車場に停まっていた1台のクルマが普段見かけることのない珍しいクルマとして話題となっています。

 SNSで、kaorububu(@kaorububu501)さんは、「コンビニ来てトイレから出たら外のクルマで店内がザワついてる 戻り辛いな。。」というツイートとともに、1枚の画像を投稿。

 画像には、青いボディカラーの超小型サイズの三輪車が停められている様子が伺えます。

 これについてSNSでは、「見かけたらたしかに写真撮っちゃう!」「かわいい〜」「これはざわつく」といった多くの反響の声が寄せられています。

 また「公道で走れるの!?」「このクルマなに!?」「一瞬、目が錯覚したかと(思った)」という驚きの声も多く挙げられています。

 これは、軽自動車と比べてかなりコンパクトサイズの「ミニカー」と呼ばれるジャンルの車両です。

 海外ではマイクロカーとも呼ばれており、日本に比べて海外のほうがメジャーに利用されています。

 投稿主のkaorububu(@kaorububu501)さんが乗っていたクルマはイタリア製の「スルーキー」という三輪のミニカーだといいます。

 通常のクルマとは異なるミニカーにはどういった特徴があるのでしょうか。

 ミニカーは、車両の構造や装置、乗員定数などによって分けられる道路運送車両法では、「原付一種」に区分されます。

 このため、保安基準ではボディサイズが「全長2500mm以下×全幅1300mm以下×全高2000mm以下」と定められています。

 軽自動車の規格の「全長3400mm以下×全幅1480mm以下×全高2000mm以下」のサイズと比べても、かなりコンパクトなサイズであることが分かります。

 装着されるナンバープレートは、原付一種では白色、二種では50cc以上90cc以下は黄色、90cc以上125cc以下はピンク色のプレートが装着されますが、ミニカーの場合は水色のナンバープレートが装着されます。

 また保安基準では普通自動車に該当しないことから車検は必要ありません。

 公道での走行は可能ですが、高速道路などでは、高速自動車国道法にて「道路運送者両法における自動車」の走行が可能となっているため、ミニカーが高速道路や自動車用専用道路を走行することはできません。

 道路運送車両法で原付一種に区分されるミニカーですが、道路交通法では「普通自動車」に該当します。

 このため、法定速度は通常原付一種の場合30km/hですが、ミニカーは普通自動車に該当するため60km/hとなっています。

 また原付は二段階右折やヘルメット着用が必要ですが、ミニカーには必要ありません。

 このように、ミニカーは普通自動車でありながら原付一種の要素も持ち合わせた小回りの聞くコンパクトな車両であるといえます。

 高速道路など長距離移動では用いることができないため、近隣への移動手段などで用いると便利に利用することができるかもしれません。

※ ※ ※

 kaorububu(@kaorububu501)さんは、この青色のミニカーのほかカラフルなカラーが特徴のミニカーを数台所有しているといいます。

 普段目にすることの少ない目を引くミニカーであることから、今回の投稿により多くのユーザーから反響の声が寄せられています。

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