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「便利で重宝」 愛用者多数! 日産「セレナ」のやさしい「バックドア」機能とは? トヨタ新型「ノアヴォク」とどう違う?

くるまのニュース 2022年2月27日 11時10分

2022年1月に発売されたトヨタ新型「ノアヴォク」にはさまざまな新機能が搭載されていますが、そのひとつに「フリーストップドア」機能が採用されました。その一方で日産「セレナ」の「デュアルバックドア」機能に利便性の高さを感じるユーザーも多いようです。どういった特徴があるのでしょうか。

■日産「セレナ」の便利機能! デュアルバックドア機能とは?

 トヨタは、新型ミニバン「ノア/ヴォクシー」を2022年1月13日に発売しました。

 今回、ノア/ヴォクシーは新機能が多く搭載され、そのうちのひとつに「フリーストップドア」機能が採用されています。

 その一方で、ライバル車の日産「セレナ」と比べているユーザーも多く見られ、機能面では「デュアルバックドア」に高評価の声をあげるユーザーがいるようです。

 では、セレナのデュアルバックドアとは、どういった機能なのでしょうか。

 セレナは、1991年に初代「バネットセレナ」が誕生しました。

 その後、1994年のマイナーチェンジで現在の車名である「セレナ」に変更し、2016年に現行モデル(5代目)が登場。

 2018年には日産の電動パワートレイン「e-POWER」を搭載したセレナe-POWERを追加し、販売台数を大きく伸ばしました。

 現行モデルが登場してから6年が経過している現在でも一定の支持を得ており、日本自動車販売協会連合会が発表する2022年1月の販売台数では4713台、ランキングは8位を獲得しています。

 そんなセレナの機能のひとつに、デュアルバックドア機能があります。

 一般的なバックドアは、リア側のドアを開けることでドアが全開に開き、荷物などを積載することができます。

 その一方でセレナに搭載されているデュアルバックドアは、通常の約半分のスペースがあれば開閉できる「ハーフバックドア」を標準装備。

 この機能は、通常のバックドアとは別に専用の開閉スイッチがあり、これを用いることで通常のバックドアの上半分が開閉できるようになっています。

 そのため、後ろに停まっているクルマや壁からの距離が近くても気軽にドアを開けて荷物の出し入れが可能に。可動域が小さく、軽い力で開けられるのもポイントです。

 SNSではこの機能について、「便利で重宝してる」「運転しやすいし、ハーフバックドアが良い! 壁ギリギリでもOK」「走りと乗り心地は普通だけどハーフバックドアがとても便利」など、高評価の声が多く見られています。

 また、「ベビーカーとか使う人、クルマを前に出さないとだけど、そういう必要がなくなりました」「便利さ知るまでなめてた」「クルマを前に出す必要なし」など、従来ではバックドアを開閉するためにクルマを前に出していたというユーザーからも評価する声が寄せられています。

 一方で、「開くと高さあるな」「いいなと思ったけど高さあるのか。使い方を選ぶな」などの声も見られ、開口部の高さがやや高い部分を懸念するユーザーもみられています。

※ ※ ※

 最近は新型ノア/ヴォクシーが登場したことで、セレナと比べて購入を検討しているユーザーもいるようです。

 新型ノア/ヴォクシーに搭載された新機能には「フリーストップドア」があります。

 これは、バックドアを開閉する際、自身のタイミングでドアを押すことで任意の角度でドア停止が可能となっています。

 またオプションには「パワーバックドア」機能が採用。両サイドのリアのテールランプの横にスイッチが搭載し、このスイッチを押すことでドアを好きな角度に停止することができます。

 この機能について、「便利だいいいなぁ」「便利だしいいなぁと思う」といった声が寄せられる一方で、「ノアヴォクは途中でとめられるけどセレナのほうが便利!」「ノア/ヴォクシーで考えてたけど最後の決め手はバックドアのオープンだったな」など、セレナのバックドア機能にも根強い人気があることがうかがえます。

 ミニバンは、週末のドライブだけでなく平日の買い物をはじめ日常使いされることも多いことから、メーカー各社は使い勝手の向上に力を尽くしているようです。

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