阪神電気鉄道は、運営する阪神甲子園球場にて使用するリリーフカーをトヨタ「シーポッド」をベースにしたものに変更することを2022年3月2日に明らかにしました。
■タイガース選手もびっくり? トラ柄シーポッド登場!
2022年3月2日、阪神電気鉄道が運営する阪神甲子園球場にて使用するリリーフカーをトヨタ「シーポッド」をベースにオープン仕様に改造したものを採用することを明らかにしました。
阪神甲子園球場では、2021年12月に宣言した「KOSHIEN“eco”Challenge」の一環として、阪神タイガースの試合で使用するリリーフカーを従来のガソリン車から環境にやさしい電気自動車に変更するとしていました。
そうした背景からトヨタの超小型BEV(バッテリーEV)となるシーポッドを採用。
このリリーフカーは、トヨタの協力によりシーポッドをベースとして、身体の大きな投手でもゆったりと乗車できるよう助手席の位置を後方へ移動させ、オープン仕様にするなどの改造が加えられています。
さらに、助手席シートをグローブがモチーフのデザインに変更するなど、観戦するファンがより楽しめるとともに、投手の士気を高めるような工夫が随所に施されたオリジナル仕様です。
また、ホーム用の車体は虎柄にラッピングされ、シートには「タイガース」のロゴが付与されるほか、豊田合成による特製のイエローステアリングも、デザインのポイントとなっています。
一方のビジターチーム用のリリーフカーは白色をベースとしたものになっています。
このシーポッドリリーフカーは、2022年3月4日の阪神タイガースVS東北楽天ゴールデンイーグルス戦(オープン戦)から使用が開始されます。