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20年前の三菱セダンの名が復活!? 「パジェロスポーツ」にイケメン「アスパイア」仕様登場! 南アで約500万円から

くるまのニュース 2022年3月9日 17時10分

南アフリカ三菱が、SUV「パジェロスポーツ」にアスパイアグレードを追加しました。かつてのセダンの車種名を採った新グレードは、どのようなクルマなのでしょうか。

■「黒」で締まりのある外観に

 三菱の南アフリカ法人(南ア三菱)は2022年3月7日、ミッドサイズSUV「パジェロスポーツ」にアスパイアグレードを追加すると発表しました。

 パジェロスポーツは、日本では「チャレンジャー」の名前で販売されていました。しかしSUV「エアトレック」と入れ替わる形で日本国内では2001年に販売が終了し、以降、海外専売車種として扱われています。

 アスパイアは、日本で1998年から2003年にかけて販売されていたセダンの名前です。現在はオーストラリアで、SUV「エクリプスクロス」の上級のグレード名に使われています。

 南ア三菱は、アスパイアを「プレミアムなスポーティさと技術の象徴」と位置付け、乗用車の各モデルに独自のアスパイアグレードを投入していく方針です。

 今回登場した「パジェロスポーツ」のアスパイアグレードは、その第1弾にあたります。2WDと4WDの2種類が設定されます。

 パジェロスポーツの特徴は、ダイナミックシールドフロントグリルを採用し、力強くも流れるようなライン、頑丈で耐久性のある仕上げもあわせ持っている点です。

 アスパイアグレードは、それらの特徴を踏まえつつ、ボディカラーはジェットブラックまたはホワイトダイヤモンドに絞り、ルーフレールとフロントグリル、18インチアルミホイールブラックにそろえることで、力強く高級感のある外観に仕上げています。

 パワートレインは、既存グレードと同様、2.4リッターターボディーゼルエンジンと8速ATの組み合わせで、最高出力181馬力、最大トルク430Nmを発揮。

 4WDモデルは、4つのオフロードモードが用意されており、エンジン出力、トランスミッション設定、ブレーキを最適化し、困難な路面状況でも優れたコントロールを実現します。

 車内は、ブラックレザーシート、運転席パワースライド・リクライニング機能、本革張りステアリングホイール、パワーランバーサポート、デュアルゾーンエアコンなどを装備。

 さらに、ハンズフリー音声操作付きBluetooth接続と、8インチタッチスクリーンを備えたディスプレイオーディオや、USB端子、AC220V電源コンセントも搭載されています。

 南アフリカでのパジェロスポーツ アスパイアグレードの価格は、67万4995ランド(約500万円)から72万4995ランド(約540万円)です。

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