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ガソリン9週連続値上がり! レギュラー平均174.6円に 3県は182円台突入

くるまのニュース 2022年3月9日 15時30分

資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。9週連続の値上がりです。

■前週から一気に1.8円値上がり

 資源エネルギー庁は2022年3月9日、レギュラーガソリンの3月7日時点の店頭価格(消費税込)を発表しました。

 全国平均は1リットルあたり174.6円で、前週(2月28日)から1.8円高くなりました。

 9週連続の値上がりです。

 県別にみると、値下がりは滋賀県のみで、ほかの46都道府県は値上がりしています。

 店頭価格でもっとも安かったのは前週に続き岡山県で169.0円、次いで岩手県170.1円、茨城県170.3円です。

 一方、もっとも高かったのは長野県で182.6円、次いで長崎県182.3円、鹿児島県182.1円でした。

※ ※ ※

 ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に1月27日から1リットルあたり5円を上限に支給しており、さらにその上限を25円に引き上げる方針を打ち出しています。3月10日から1リットルあたり17.7円の支給が始まる予定です。

 一方で、3月9日午前の東京商品取引所では、中東産原油の先物指標価格が一時1キロリットルあたり8万70円に上昇しました。8万円を超えるのは2008年8月以来およそ13年半ぶりです。

 米国は8日、ロシアへの追加制裁として、ロシア産原油などの禁輸措置を決定。英国も2022年末までに輸入を段階的に停止すると発表しています。そのため、原油価格の高騰が収束する見通しは立っていません。

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