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プジョー新型「308」はいつ日本で登場? 新エンブレム初採用のモデルはどう進化した?

くるまのニュース 2022年3月22日 18時40分

プジョーのコンパクトハッチバック、新型「308」がまもなく日本で登場します。3代目となった308はどのように進化したのでしょうか。

■よりワイド&ローのスポーティなスタイルになった新型308

 ステランティスのブランド、プジョーのCセグメントハッチバックである新型「308」が、この春にも日本で登場します。

 新型308とはどのようなモデルなのでしょうか。

 新型308は、2021年3月にパリで世界初公開されたハッチバックモデルです。日本でも、2021年9月に六本木ヒルズで開催されたブランド体感イベント「ライオン・エクスペリエンス2021」にて初公開されました。

 プジョーの最新プラットフォーム「EMP2」を採用する新型308のボディサイズは、全長4367mm×全幅1852mm×全高1441mm、ホイールベースは2675mm(欧州仕様)。これは先代よりもホイールベースが55mm長くなり、全長も11mm増えています。逆に全高は20mm低くなり、ワイド&ローのスポーティでスタイリッシュなエクステリアとなっています。

 室内空間が先代よりも広くなり、クラストップレベルの実用性と快適性を確保。荷室容量はVDA値で412リッターで、床下にはさらに28リッターの収納スペースがあります。後席背もたれを倒すと、最大荷室容量は1323リッターに広がります。

 また新型308は、プジョーの新ロゴを採用する初のモデルとります。大きなフロントロゴのなかには、レーダーが装備されています。

 また標準でLEDヘッドライトを採用。彫りの深いスリムなデザインで、ブランドのトレードマークである縦型LEDデイタイムランニングライトも装備されます。

 空力も大きく改善。バンパーやディフューザー、ドアミラー、ホイールデザインまで空力を考えたデザインとなり、結果、Cd値は0.28という数値になっています。

 通常エンジンモデルは1.2リッターガソリンターボ(ピュアテック130)、1.5リッターディーゼルターボ(BlueHDi130)が用意され、8速ATと組み合わされます。

 そのほか、プラグインハイブリッド(PHEV)も用意されます。これは180馬力のピュアテックガソリンエンジンと81kWの電気モーターをe-EAT8(8速AT)のギアボックスに組み合わせたもので、12.4kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、一充電でのEV走行可能距離は、HYBRID225が最大36マイル(約58km)といいます。

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 初代308は、「307」の後継車として2007年に登場。2013年には2代目に進化し、今回フルモデルチェンジして登場する新型は3代目のモデルとなります。

 数字の3ではじまるプジョー「30X」シリーズは、Cセグメントハッチバックとして欧州では代々人気のモデルで、VW「ゴルフ」やルノー「メガーヌ」、オペル「アストラ」などのライバル車となります。

 2021年9月の段階では、日本上陸は「2022年第1四半期」と発表されていましたが、なおも続く半導体不足などの問題もあり、若干遅れているようです。それでも2022年4月中旬には登場する見込みです。

 またツーリングワゴンの新型「308SW」も2022年内に日本に導入される予定です。

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