米国トヨタが、遠隔地でもゲームが楽しめるように開発したカスタムカー「タコマ オールテレーンゲーマー(ATG)」。5つのモニターが取り付けられ、映画館のように並んだ座席が特徴的なタコマATGとは……。
■モニター5つの豪華仕様!?
米国トヨタの中型ピックアップトラック「タコマ」をベースとし、どこでもゲームが楽しめる車両として制作された「タコマ オールテレーンゲーマー(ATG)」。
車体に4つのゲームモニターが取り付けられたタコマATGとは、どんなクルマなのでしょうか。
タコマATGは世界最大級のカスタムカーショー「SEMAショー2009」でお披露目されました。アウトドアスポーツとテレビゲームの両方を遠隔地でも楽しめるように設計されています。
「TRD」、「Kicker」、「イノー」、「キャノンデール」、「Xbox」、「BAD Company」のコラボレーションで、開発されました。
特徴的なポイントは、運転席の部分(フロントガラス正面)に、4つのゲームモニターを設置することができるところです。前部座席が取り外し可能で、後部座席と並べて配置することができ、4人でゲームをプレーすることができます。
荷台には、イノーのルーフが取り付けられ、キャノンデールのマウンテンバイクを積載。
エクステリアでは、左右の観音開きドアが特徴的で、開放的な空間でゲームを楽しむことができます。
後部には、車内とは別に66インチのモニターも搭載しました。
インテリアでは、黒いレーシングハーネスを備えたレーシングシート、ミニ冷蔵庫、Kickerのスピーカー8台を搭載。
Xboxをイメージしたカラーリングも特徴的です。
エンジンは、304馬力の4リッターV型6気筒スーパーチャージャー。16インチのBF グッドリッチ オールテレインT/Aタイヤタイヤを装着しています。
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トヨタのピックアップトラックをベースに、どこでもゲームを楽しめる仕様にカスタムされたタコマATGは、SEMAショーならではの提案といえるでしょう。