ホンダは、2022年4月14日に新型「シビックe：HEV」のティザーサイトを公開しました。同年7月に発売を予定しています。
■新開発の2リッター直噴エンジンを搭載
2022年4月14日、ホンダは同年7月に発売を予定している新型「シビックe：HEV」のティザーサイトを公開しました。11代目となる現行シビックには初めて追加されるハイブリッド仕様ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
開発コンセプトとして「爽快スポーツe：HEV」を掲げた新型シビックe：HEVは、新開発の2リッター直噴エンジンと2モーターにより構成される次世代ハイブリッドシステム「e：HEV」を搭載します。
2リッター直噴エンジンは、世界はトップレベルとなる約41％の最大熱効率を実現。街中などでの走行時は発電用モーターの原動力として、高速クルーズ時には、車輪と直結しエンジン走行を担います。
直噴化によりトルクと燃費性能を向上させつつ、遮音材の最適配置で静粛性も向上されました。
またシステムの制御として、アクセルを踏んだ瞬間からリニアな加速を提供する「ダイレクトアクセル」や、エンジン回転数を段階的に制御することでリズミカルなエンジン回転数変化とエンジン音を届ける「リニアシフトコントロール」を採用。
さらに、SPORTモード選択時にエンジン回転とシンクロした音をプラスする「アクティブサウンドコントロール」や、加速時はタコメーターのようなエンジンの回転数と連動した動きを、減速時はバッテリーへの回生状況を表現する10.2インチデジタルグラフィックメーター（e：HEV専用）も採用。
ドライブモードとして「NORMALモード」「SPORTモード」「ECONモード」に加え、パワーやステアリングフィールなどを個別に設定できる「INDIVIDUALモード」も加わっています。
ホンダは今後新型シビックe：HEVの発売に向け、同社の情報をティザーサイトで順次公開するとしています。