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ホンダ新型「HR-V」は日本でも売れそう?「ヴェゼル」と「CR-V」の間を埋めるSUVにニーズある?

くるまのニュース 2022年4月22日 9時40分

ホンダは新型「HR-V」を2022年夏に北米で発売します。日本導入の有無は明らかになっていませんが、もし発売されたら購入したいと思う人はどれくらいいるのでしょうか。

■もし日本で新型「HR-V」が発売されたら購入したい?

 ホンダが2022年4月4日に初公開した新型SUV「HR-V」は、北米で2022年夏に発売され、北米以外でもグローバルでの販売が予定されています。

 日本で販売されることになるのかは明らかになっていませんが、アンケートを実施して、SNSユーザーの本音を聞いてみました。

「もし新型HR-Vが日本で発売されたら購入したいと思いますか?」という質問では、「購入したい」が51.0%、「購入したくない」が49.0%と、半々という結果になりました。

「購入したい」という回答者は、「ヴェゼルより大きいから」「ヴェゼルより大きく、CR-Vよりも小さいSUVを求めていた」「CR-Vとヴェゼルの中間的サイズとちょうど良いサイズだから」というコメントが寄せられています。

 現在、ホンダが国内で販売するSUVはコンパクトSUVの「ヴェゼル」とミドルサイズSUVの「CR-V」の2車種ですが、新型HR-Vは現行モデルの11代目「シビック」をベースとしており、ヴェゼルとCR-Vの間に位置するサイズであることが予想されます。

 また、「現在の国内のホンダにはない、トヨタ『カローラクロス』やマツダ『CX-30』の対抗馬になりそうだから」「手頃なワゴン/ハッチバックが無いので」など、他社にはあるけどホンダにはなかった、使い勝手の良さそうな大きさのSUVを求める声があがりました。

 ほかにも、「シビックオーナーですがハッチバックですでにかなり車内が広いため、新型HR-Vの居住性にはかなり期待できる。2台目として増車したい」「広い室内空間のSUVを探しているから」といった、室内の広さを重視する人にも需要がありそうです。

 ホンダの米国法人は、シビックから取り入れられたホンダの新しいインテリアデザインの方向性「Simplicity and Something」を新型HR-Vにも採用し、より快適な後部座席と広い荷室を実現したと説明。

 先行して公開されたティザー画像のなかには、ひじ掛けイスを新型HR-Vに載せようとしているものもあり、大きな荷物も積載可能な荷室ということをアピールしているようです。

 手ごろなサイズ感で広い室内空間といった点で、新型HR-Vは日本でもニーズがありそうです。

 その一方で、「購入したくない」と回答した人からはどのような意見があったのでしょうか。

「ヴェゼルとフィット クロスターがあるのに、中途半端な似たクラスの新型HR-Vの導入は反対」「ヴェゼルとの明確な差別化ができないと、積極的に選択するのは難しそう」など、ヴェゼルと似ているということを危惧する意見がありました。

 1998年に登場したHR-Vは日本でも販売されていましたが、2005年に生産終了。その後、実質的な後継車として2013年に初代ヴェゼルがデビューしました。

 現行モデルのヴェゼルは2021年にフルモデルチェンジした2代目ですが、欧州などではいまでもHR-Vとして2代目ヴェゼルが販売されるなど、両車は関係があるモデルだといえます。

 今回北米で発表されたHR-Vは、日本や欧州のヴェゼル/HR-Vとは異なる進化を遂げた別モデルとして展開されることになります。

 現行のヴェゼルの人気が高いことから、仮に北米の新型HR-Vが日本に導入されることになったら「似たような車種」というイメージを持つ人も多いのかもしれません。

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 そのほかの意見として、「新型HR-Vではなく、より大型の『パスポート』、もしくは『パイロット』を販売してほしい」「上級クラスで美しいアキュラ『RDX』や『MDX』にホンダエンブレムを着けて日本専売として売ったらホンダのブランドイメージも上がる気がします」など、アメリカ専売の高級SUVの導入を希望する人もいました。

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