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今すぐやめて! 下り坂でシフトを“N”にするのは超危険! SNSで話題 知らなかったの声多数

くるまのニュース 2022年4月25日 8時10分

クルマのシフト操作に関する投稿が話題に。どういった内容なのでしょうか。

■下り坂で「N」にするの超危険! SNSで話題

 クルマの運転時に操作するシフトレバーには、数種類のシフトポジションがあります。
 
 このシフトポジションの適切な選択について、SNSであるユーザーの投稿が話題となっています。

 クルマは主にマニュアル車(MT)とオートマチック車(AT)の2種類があります。

 最近では運転免許取得時にも「AT限定」が設けられているなど、AT車のシェア率が大多数を占めています。

 そんなAT車を操作する際、シフト整列は上から「P→R→N→D→L(B/2/M)」となっていることが一般的です。

 パーキングを意味する「P」は停止時に、発進時以降の前進は「D」、後退時は「R」と用途に応じてシフトチェンジをおこないますが、基本的に前進するのであれば「D」のままで走行します。

 なお、長い下り坂などでエンジンブレーキを強めにかけたい場合には「L(B/2/M)」に入れるなどのシフトチェンジで減速力を強められます。

 そんななか、真ん中に設定されている「N」について、普段から安全運転に関する発信をおこなっているハナ(@kurumabaka7)さんが以下のようにツイッターへ 投稿。いいねは1万件以上、リツイートは5000件以上されています。

「車の運転について、下り坂で『N(ニュートラル)』にして下るのはやめましょう。

『余計に燃料を使う』し『超危険』です。

 ※まだ勘違いされている方が多く居ますので、可能な方は拡散お願いします」

 下り坂で意図的に「N」に切り替えて走る行為は、燃費を良くする行為として、ドライバーは耳にしたことがある人もいるかもしれません。

 ニュートラルを意味する「N」に切り替えると、エンジンからタイヤへの動力が伝わらない状態になります。

 仮に、意図的に下り坂で「N」を選択した場合、エンジンブレーキが効かず、フットブレーキに頼ることになるため、「フェード現象」や「ベーパーロック現象」が発生してブレーキが効きづらくなる恐れがあるのです。

 また、駆動系トラブルを引き起こすおそれもあるほか、燃料カットの制御が解除されることになるため、下り坂も含め走行時はNレンジに入れない方が望ましいです。
 ハナさんの投稿に対し、ほかのユーザーからはさまざまな反響があり、なかには「下り坂は絶対ダメ! スリップして1回転したことある」「怖くてそんなことできない」「エンジンブレーキ効かなくなるよ!」などのリプライがありました。

 また、下り坂で「N」に入れる危険性について、過去にはJAFも公式ツイッターアカウントで注意を呼びかけています。

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