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日産新型「フェアレディZ」の詳細発表! 燃費は? 車重は? ギア比は? 気になるポイントを調べてみた

くるまのニュース 2022年5月2日 8時10分

2022年4月25日、日産の新型「フェアレディZ」の価格が発表されると同時に、詳細な諸元表/車両スペックも明らかになりました。車重や燃費、小回り性能など気になるポイントをチェックします。

■新型”RZ34”フェアレディZの諸元発表! 気になるポイントを調べてみた

 2022年4月25日、日産は新型「フェアレディZ」の価格を発表すると同時に、諸元表も公開されました。

 形式”RZ34”型となった新型フェアレディZはどのような点が進化しているのでしょうか。

 新型フェアレディZ(日本仕様)が搭載する3リッターV型6気筒ツインターボエンジン(VR30DDTT型)は405馬力を発生することは2021年1月時点で発表されていましたが、今回は燃費性能も新たに公表されています。

 現行型のZ34型フェアレディZに搭載される3.7リッターV型6気筒NAエンジンは336馬力を発生、燃費性能はWLTCモードで6速MT車は8.4から8.5km/L、7速AT車は8.6から8.8km/Lという数値でした。

 新型のRZ34型フェアレディZは、ツインターボ化され出力も大幅に向上していながら、燃費性能はWLTCモードで6速MT車が9.5km/L、9速AT車は10.5km/Lと改善されています。

 ちなみに新型はモード別の燃費も公表されており、市街地/郊外/高速道路各モードで6速MTが6.4/9.9/11.6(km/L)、9速ATが6.6/10.9/12.6(km/L)となっており、よりギア段数が増えてワイドレンジとなった9速ATで燃費の向上幅が大きくなっています。それに合わせ、ガソリンタンク容量は62LとZ34型の72Lよりマイナス10Lとなっています。

 また最小回転半径は、現行型が18インチ仕様が5.0m、19インチタイヤ仕様が5.2mでしたが、新型は18インチ/19インチともに5.2mとなっています。これは現行型の18インチ仕様はフロントタイヤの幅が225でしたが、新型の18インチ仕様のタイヤが19インチ仕様と同じ245幅に拡大したことが影響していると思われます。

 車重は6速MTの標準仕様が1570kg、Version Sが1580kg、Version STが1590kg、9速ATの標準仕様が1600kg、Version T/Version STが1620kgとなっており、Z34型と比較して90kg増となっています。
 
 6速MTの各ギアのステップ比は現行型と新型で同一ながら、新型ではファイナルレシオが変更されており、よりローギアの設定に。

 また9速ATは現行型の7速ATと比べて1速がよりローギアに、旧型は5速が直結なのに対し新型は6速が直結となっており、よりクロスレシオかつワイドな速度域をカバーするギアレシオの設定となっています。

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 新型フェアレディZの価格は524万1500円から646万2500円、すでに予約受付を終了している初回限定車「プロトスペック」と合わせて2022年夏より販売予定です。

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