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新型「フェアレディZ」の赤い内装カッコいいけど「旧型のままなやつもある!?」4グレードの内装を比較

くるまのニュース 2022年5月14日 19時10分

日産新型「フェアレディZ」日本仕様が発表されました。先行発表済みの特別仕様車に加え、4つのグレードが用意されます。イエロー、レッド、ブラックと3色用意された内装について、シートを中心に紹介します。

■新型フェアレディZの日本仕様内装カラーは黒・黄・赤の3タイプ!

 2022年4月25日に日本仕様の詳細が発表された日産の新型スポーツカー「フェアレディZ」。
 
 同年1月に先行発表済みの特別仕様車「Proto Spec(プロトスペック)」に加え、4つの通常グレードとその価格が発表されました。
 
 特別仕様車と4つの通常グレードについて、シートを中心に内装を比較してみましょう。

 新型フェアレディZのシートは、NISMOのノウハウを活かし開発されました。先代Zに対しホールド性とフィット感を向上させていると日産では説明します。

 まず特別仕様車の「フェアレディZ Proto Spec」(消費税込み価格は696万6300円)から。6速MTと9速ATが選択できます。

 内装は本革とスエード調ファブリックを組み合わせたコンビシートで、ベースカラーはブラックです。

 ただしセンターストライプ、ステッチ、アクセントラインの各部にイエローの差し色が加わり、特別感を演出します。

 通常グレードでもっとも高いのが「フェアレディZ Version ST(バージョンエスティ)」(646万2500円)です。こちらも6速MTと9速ATが選択可能。

 Proto Spec同様に、本革とスエード調ファブリックを組み合わせたコンビシートを採用しています。

 シートカラーはブラックに加え、ブラックをベースにレッドのアクセントカラーが入ったふたつの仕様から選択できるようになっています。

 「フェアレディZ Version T」(568万7000円)は9速ATのみの設定。

 こちらもブラックに加え、ブラックをベースにレッドのアクセントカラーが入ったふたつのシート地仕様が設定されます。

※ ※ ※

「フェアレディZ Version S」(606万3200円)は6速MTのみの設定となります。

 内装色はブラック。シート地はファブリックです。

 しかしVersion STやTのシートと見比べてみると、シートやヘッドレスト形状が大きく異なります。

 旧型のZ34型フェアレディZと同様のデザインなので、シート自体をそのまま新型へ流用したようです。

 もっともベーシックな「フェアレディZ」(524万1500円)には。6速MTと9速ATを用意。

 こちらもVersion S同様にブラック/ファブリックの旧型シートが備わります。

 このように新型フェアレディZには、大きく分けて新旧2種類のシート形状を、グレードによって使い分けていることがわかります。

※ ※ ※

 新型フェアレディZの日本仕様は発表こそされたものの、実際にユーザーの手元へ届くのは2022年夏以降になりそうです。

 特別仕様車のProto Specを発表した際には2022年6月下旬の発売を予定していましたが、世界的な自動車部品の供給遅れにより、日産が正式に遅れることを明らかにしています。

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