トヨタのFRスポーツカー「スープラ」にMT車が追加設定されます。これについてアンケートを実施。一体どのような意見が寄せられたのでしょうか。
■スープラMT ついにキター!
かねてから登場が期待されていたトヨタ「スープラ」のMT車が、2022年秋に発売されることが明らかになりました。
2019年にスープラが復活した時点では8速ATのみの設定でしたが、それから3年が経過して追加設定されることになった6速MTについて、SNSでアンケートを実施。どのような意見があったのでしょうか。
「スープラに6速MT車が追加されることが発表されました。このクルマに興味がありますか?」という質問では、91.8%が「興味がある」と回答。やはりMTのスポーツカーに興味を持つ人が多いことがわかりました。
回答者からは、「MTが好きだから」「スポーツカーは絶対MTな昭和な人間だから」「スープラならマニュアル乗りたい」など、MTのスープラを支持する声が多数寄せられています。
ほかにも、「現在では貴重なリヤドライブスポーツモデルだから」「最後の純ガソリンMTなので」「MTの選択肢が増えた」と、電動化によって消えつつあるガソリン車のFRスポーツを自らの手足で操りたいという人も多いようです。
さらに、AT車のスープラを所有する人からもコメントがあり、「現在ATのスープラで飽きたから」「スープラのRZを所有しているから」など、ATとの違いに興味を持つオーナーがいました。
今回のアンケートで少数派となった「興味がない」を選択した人の意見として、「こんなハイパワーをMTで乗りこなせない」「(スープラの兄弟車)Z4の3リッター所有しているが8速ATの出来が良すぎてMTで乗る理由が見つけられない」といったものがありました。
MTが追加設定されるのは、387馬力/500Nmを発揮する3リッター直列6気筒ターボを搭載した最上級の「RZ」グレード。ATでも十分すぎるほどスポーティな走りを楽しめることから、MTでなくて良いというコメントも見受けられました。
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スープラのMT登場にあたり、ハイパワーエンジンを操る楽しさを追求した6速MTが新たに開発されました。
ドライバーのクラッチやシフト操作に合わせて、最適なエンジン回転数になるよう制御する「iMT」を採用。シフト操作時に自動ブリッピングしてスムーズで気持ちの良いスポーツ走行を実現しているといいます。
さらに、MTモデル専用の室内サウンドチューニングが加速時の盛り上がりを演出するなど、ATとはまた違った乗り味が楽しめるようなセッティングが施されているようです。