長く続く景気低迷のなか、新車は手が出ない…そうあきらめている方にこそおススメしたい、200万円以内の価格でも満足度が高いSUV 3選をご紹介します。
■安くても満足度は高い! 「良質廉価」なSUV 3選
長引くコロナ禍の影響による輸入品価格の高騰が続くなか、ドル相場の円安傾向も重なり、物価の上昇が危惧されています。そんなタイミングでは、新車など高くて買えない!?
実は人気のSUVジャンルでも、安い価格ながら満足度も高いモデルがたくさんあります。
今回は軽以外でも200万円以内で手に入る! 良質廉価なSUV 3選をお届けします。
●170万円台で買える最安SUV! ダイハツ「ロッキー」/トヨタ「ライズ」
ダイハツ「ロッキー」と兄弟車のトヨタ「ライズ」はおよそ170万円から手に入る、国産車最安値のコンパクトSUVです。
消費税込みの価格は、ロッキー「L」(1.2リッターガソリン・2WD)が166万7000円から。ライズ「X」(1.2リッターガソリン・2WD)が170万7000円からとなっています。
ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmと非常にコンパクト。しかしSUVらしいタフなイメージの強いスタイリングとし、見た目の迫力も十分なため、ユーザーから高い支持を集めています。
ちなみに4WDモデルでも、ロッキー「L」(1リッターターボ・4WD)が194万4800円から、ライズ「X」(1リッターターボ・4WD)が198万4800円からと、200万円以内で手に入れることが可能なのもうれしいところです。
●4WDで最安値! 鉄板人気のスズキ「ジムニーシエラ」
スズキ「ジムニーシエラ」は、小さいサイズながら、大型クロスカントリー型SUVにも負けないタフな造りと悪路走破性の高さを持つ、極めて個性的な1台です。
軽自動車版の「ジムニー」が有名ですが、ジムニーシエラは同じベースの車体を使いながらもトレッド(左右タイヤ間の幅)をグンと拡大し、走行安定性を高めています。
全車1.5リッターガソリンエンジンと四輪駆動(4WD)の組み合わせのみとなります。
価格は最安値の「JL」5速MTが179万3000円、JLの4速ATは12万6500円高の191万9500円です。
実はロッキー/ライズの4WDよりも安く手に入れることができる「最安値4WD SUV」でもあります。
ボディサイズは全長3550mm×全幅1645mm×全高1730mmと、ロッキー/ライズよりもさらにコンパクトなため、山間部の狭い林道などでも非常に重宝します。
ほかにはない唯一無二の魅力を持ったジムニーシエラなら、価格以上の満足度を得られそうです。
●100万円台でいちばん大きいSUV! トヨタ「カローラクロス」
せっかくSUVに乗るなら、見た目の迫力や見栄え、そして室内の広さも重要!
そう考えている欲張りな方なら、100万円台でもっともボディサイズが大きいクルマを選ぶ手もあります。
トヨタ「カローラクロス」は、最安値グレードの「G“X”」(2WD)が199万9000円と、ギリギリ200万円以内で手に入れることが可能です。
ボディサイズは全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mm。同じトヨタのライズに比べ全長で500mm近く大きいのです。
室内や荷室空間の余裕度ははるかに高いため、大人数で荷物もたくさん積んで出かけるユーザーに向いています。
カローラクロス G“X”はもっとも安いベーシック版とはいえ、最高出力140馬力、最大トルク170Nmと余裕のある1.8リッターガソリンエンジンを搭載。衝突被害軽減ブレーキなどの先進運転支援機能「トヨタセーフティセンス」は標準装備しています。
室内には7インチのディスプレイオーディオも備えているので、手持ちのスマートフォンと連携すれば音楽アプリやナビゲーションも利用できるなど、必要にして十分な装備となっています。