オーストラリア日産は、世界一タフといわれる「ウォーリア」シリーズを拡大し、ピックアップトラックの「ナバラ」とオフロード四駆「パトロール」に設定することを明らかにしました。
■タフすぎる! 豪日産の「ウォーリア」とは?
日産のオーストラリア法人は、現地開発モデル「ウォーリア」シリーズをさらに拡大することを明らかにしました。
2021年9月に発売された新型「ナバラPRO-4Xウォーリア」は、ビクトリア州に拠点を置く自動車エンジニアリング企業のプレムカーが開発。
ナバラPRO-4Xウォーリアは「世界でもっともタフなナバラ」としてオーストラリアの過酷な地形にも対応するオフロード性能を備えながら、快適性を犠牲にしないモデルとして人気を博しています。
そしてこのナバラPRO-4Xウォーリアが好評なことからウォーリアシリーズを拡大し、新たなエントリーモデルとして新型「ナバラSLウォーリア」が投入されることになりました。
「ナバラSL」をベースにしたナバラSLウォーリアは、ナバラPRO-4Xウォーリアと同様に現地で徹底したテストやチューニング、検証を経て、よりアグレッシブな外観とウォーリアの名にふさわしい高い能力を備えたモデルとして登場します。
そしてウォーリアシリーズの特徴であるオンロードとオフロードの幅広い性能を、手に入れやすい価格で販売される予定です。
オーストラリア日産の代表取締役アダム・パターソン氏は次のようにコメントしました。
「オーストラリアで絶大な人気を誇るプレムカーと共同で開発したウォーリアプログラムの拡大を発表できることを嬉しく思います。
ナバラSLウォーリアはウォーリアシリーズの新たなエントリーモデルとして、より多くのお客さまに世界でもっともタフなナバラを体感していただくことを目的としています」
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ナバラSLウォーリアのほかに、新型「パトロールウォーリア」のコンセプトも検討されています。
オンロードとオフロード両方の性能をさらに向上させるために、現在プレムカー社によってパトロールウォーリアの研究がおこなわれているところです。