2022年のゴールデンウィークは、外出自粛のムードも少なくなってきたこともあり、多くの人が帰省や旅行に高速道路を利用していたようですが、高速道路の休日割引は適用されませんでした。SNSではどのような声が挙げられているのでしょうか。
■2022年GW期間中の休日割引はなし!出かけた人の声は?
最大10連休にもなる2022年のゴールデンウィーク(以下、GW)は、外出自粛のムードも少なくなってきたこともあり、多くの人が帰省や旅行に高速道路を利用していたようです。
ただ、2022年は高速道路の休日割引が適用されませんでしたが、SNSではどのような声が挙げられているのでしょうか。
2022年4月29日から5月8日までの最大10連休にもなるGW。この長期間の連休を生かして、多くの人が帰省や旅行など、外出を楽しんでいる様子がうかがえました。
また、2022年のGWは2021年と比較して「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」など、コロナウイルス対策による外出自粛ムードがあまりなかったこともあり、高速道路を利用した長時間のドライブを心置きなく楽しむ人も多くいたことでしょう。
実際に2022年のGW期間は、栃木県の東北道上河内サービスエリア(以下、SA)付近で45キロ、埼玉県の高坂SA付近で40キロなど、大きな渋滞が各所で見られました。
そんな2022年のGWでしたが、実はこの期間(2022年4月29日-31日、5月3日-5月5日、5月7日-5月8日)の高速道路では休日割引が適用されないことを、NEXCO3社および本四高速、宮城県道路公社の5社が発表していました。
休日割引とは、「普通車・軽自動車限定で土日・祝日における地方部の高速道路が30%割引になる」という制度であり、対象道路は、NEXCO3社が管理する地方部の高速道路および宮城県道路公社の仙台松島道路となっています。
国土交通省の「繁忙期などの交通の集中が見込まれる時期においては、渋滞の激化を避けるため、休日割引を適用しないことについて検討する必要がある」という依頼理由により、GWやお盆など、混雑が予想される時期には、休日割引を適用しないことが定められました。
前述のとおり、休日割引が適用された場合30%の割引となるため、ETC通常料金が6290円だった場合、割引が適用されると4400円と大きく価格が異なります。
そのため、GW期間中の高速道路の利用において休日割引が適用されないというのは、多くの人にとって辛いものであったということが考えられます。
実際に、高速道路の休日割引が適用されなかった2022年のGWについて、SNSではどのような声が飛び交っているのでしょうか。
SNSでは「休日割引がないから、今年は遠出するのやめた」、「高速道路は休日割引がなかったから、途中から一般道路走行した」、「高速道路の休日割引が効かないので、深夜割引を使って帰ってきた」というように、休日割引が適用されないことでほかの手段をとり、外出をしたという人が多く見られます。
一方で、「GW期間、休日割引があると思い込んで仕事で高速道路使ったら、割引なくて泣いた」、「5月8日の日曜日に休日割引が適用されると思って高速道路利用したら適用されてなかった。私にとってはただの日曜日なのに…」とGW期間中の休日割引は適用されないということを知らずに、高速道路を利用していたという人も一定数いるようです。
どちらにしても、せっかくの遠出する機会が作ることのできるGW期間において、高速道路の休日割引が適用されないのは、多くの人にとって不便を感じることであったといえるかもしれません。