米国仕様のスバル「レガシィ 2023年モデル」が発表されました。新デザインの採用やアイサイトのカメラが追加されるなどの改良がおこなわれ、2022年秋に発売されます。
■WRXみたいなアグレッシブなデザインに一新
スバルの米国法人は、セダン「レガシィ」の2023年モデルを発表しました。
レガシィ 2023年モデルはフロントマスクを一新。フロントバンパーカバーや大型グリル、LEDヘッドライト、フォグランプのデザインを変更し、アグレッシブなスタイリングを実現しています。
内装は、前方視界に優れ、インストルメントパネル中央からドアパネルに流れるキャラクターラインにより開放的な空間を演出。
タブレット型の11.6インチフルHDセンターインフォメーションディスプレイ(ベースは7.0インチデュアルディスプレイ)は、マルチメディアや空調、車両設定などをタッチ操作できるようになっています。
グレードは「ベース」「プレミアム」「スポーツ」「リミテッド」「ツーリングXT」が設定されますが、なかでもスポーツは独自のデザインを採用。
LEDフォグランプの搭載やフロントグリルにレッドアクセントが施されたほか、マグネタイトグレーメタリックのサイドミラーとトランクスポイラーやグレーの18インチアルミホイールを装備し、ひと目でスポーツグレードとわかるスタイルとしました。
スポーツグレードのインテリアは、ブラックとグレーのツートーンカラーにレッドステッチが施された専用クロスを採用し、パワームーンルーフやナビゲーションなどを追加。
また、ほかのグレードが2.5リッター水平対向エンジンを搭載するのに対し、スポーツグレードはツーリングXTと同様に最高出力260hp/最大トルク277lb-ftを発揮する2.4リッター水平対向ターボエンジンを搭載。さらに、スポーツチューンサスペンションも採用しました。
安全機能として搭載される「アイサイトドライバーアシストテクノロジー」には、アドバンスト・アダプティブ・クルーズコントロール(レーンセンタリング機能付)が標準装備され、車線の外側へ逸脱した際にステアリング操作を支援し、ドライバーの進路維持をサポート。
また、スポーツ/ツーリングXTにはドライバーモニタリングシステムが標準装備され、赤外線カメラと顔認識技術により、ドライバーの疲労や注意散漫の兆候を識別し、音声と画像による警告で注意をおこないます。
さらに、リバースオートブレーキやヘッドアップディスプレイ付きアイサイトアシストモニターなどの運転支援技術も追加設定されました。
加えて、最上級グレードのツーリングXTでは、デュアルカメラ方式のアイサイトと連動する「ワイドアングルモノカメラ」を追加。カメラを追加して3眼とすることで視野がさらに広がり、低速で交差点に進入した際に歩行者や自転車をより早く認識することができるようになります。
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レガシィ 2023年モデルは、北米で2022年秋に発売される予定です。