広島高速5号線のトンネル工事が進んでいます。開通すると、広島駅へのアクセスが向上します。
■温品JCTと広島駅北口を結ぶ5号線
広島高速道路公社は2022年5月23日、高速5号線（東部線）のシールドトンネル工事の進捗状況を更新しました。
5号線は、広島市東区の温品（ぬくしな）JCTから同区の広島駅北口出入口に至る4.0kmの道路で、全線未開通です。
温品JCTで接続する1号線（安芸府中道路）や2号線（府中仁保道路）を介して山陽道や広島呉道路などと連絡することで、広島駅周辺と広島空港、呉市方面などとのアクセスが強化されます。
全長4.0kmのうち1.8kmが二葉山トンネルで、さらにそのうち1.4kmはシールド工法で2018年9月から掘削工事が進行中。
2022年5月22日時点では、広島駅側の二葉の里から約771m（55％）の地点まで掘削済みといいます。
道路は標準幅員10.5m、2車線、設計速度60km／hで設計されており、2024年度の完成に向けて建設が進められています。