フーニガンが、クラシックポルシェをベースに開発したモンスターマシン「Hoonipigasus」を発表しました。最高出力は1400HPを誇ります。
■最高出力1400HPを実現したモンスターマシンの姿とは
ケン・ブロック率いるフーニガンが、ポルシェ「911」をベースにした「Hoonipigasus」を発表しました。最高出力1400HP(仏馬力で約1419馬力)を発揮し、駆動システムとして「AWD」(4WD)に変更したモンスターマシンです。
Hoonipigasusは2022年6月26日から行われる「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に出場する目的で作られました。
改造に際しては、高性能エンジンオイル「モービル1」のF1研究チームに加え、2021年のパイクスピークで2つのクラス優勝を果たした「BBi Autosport」も協力しています。
パワーユニットは4リッターのツインターボ水平対向6気筒エンジンに、6速シーケンシャルトランスミッションを組み合わせました。重量は1000kg程度に押さえています。
またピンクのカラーリングは、1971年のル・マン24時間レースに出場したポルシェ917/20「ピンクピッグ」をオマージュしています。
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「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は100年以上の歴史を持つレース。米国のコロラド州にある「パイクスピーク」の山頂を目指し約20km、標高差約1500mを一気に駆け上がる、過酷なヒルクライムです。