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本気過ぎるトヨタ「ハイラックスサーフ車中泊仕様」がスゴい! 究極の自分カスタム! 快適な過ごし方とは

くるまのニュース 2022年6月11日 11時50分

昨今注目される車中泊。さまざまなクルマで車中泊を楽しむ人がいますすが、今回はトヨタ「ハイラックスサーフ」で車中泊をするゆしゅけさんに話を聞きました。

■豪華すぎる!?「ハイラックスサーフ」での憧れの車中泊の実態とは

 アウトドア需要やコロナ禍によって、場所を選ばず比較的手軽に楽しめる車中泊に注目は集まっています。

 そんななか、トヨタ「ハイラックスサーフ」で車中泊をおこなっているユーザーも見られます。
 
 ハイラックスサーフでの車中泊の過ごし方はどのようになっているのでしょうか。

 頻繁に車中泊をおこなう人や本格的な車中泊を楽しみたい人のなかには、車内にDIYを施して車中泊仕様のクルマを製作する人も少なくありません。

 そんななか多いのが、山や渓流、海沿いといった悪路でも気兼ねなく走行できるSUVを活用した車中泊です。

 最低地上高が高くさまざまな路面状況をクリアできるSUVはまさにアウトドアにはもってこいのモデルといえます。

 そうしたなかで、ハイラックスサーフで車中泊をしている人もいます。

 ハイラックスサーフは、1983年に誕生したトヨタのSUVです。日本国内では、4代目モデルが2009年まで販売され、現在では海外市場のみで5代目モデルが展開されています。

 日本市場からは撤退したハイラックスサーフですが、SNSを見てみるとその大型かつタフなボディを活用して、車中泊仕様の車両にDIYしている人も少なくありません。

「ゆしゅけ(@overflag0311)」さんもそのひとりで、愛車の3代目ハイラックスサーフ(N180系)にさまざまなカスタムを施して、車中泊を楽しんでいるようです。

 ゆしゅけさんは、普段の車中泊について「基本的には1泊2日でひとりや、彼女と2人で車中泊をしています」と話します。では、なぜハイラックスサーフでの車中泊に至ったのでしょうか。
 
「もともと突発的な旅行やドライブ、釣りが好きで遠方までクルマを走らせることがよくありました。

 その突発性ゆえネックになるのがホテル、キャンプ場の予約などの宿泊地の調整で、その煩わしさを解消するためにどこでもできる車中泊を始めました。

 また、キャンプをする際にテントが大きな荷物となったり、組み立て、撤収、掃除にも時間が掛かったりするため、それらを解消する目的としても車中泊を行った部分もあります」

 このように、突発的な外泊でも宿泊先に困らなかったり、キャンプに比べて手軽に楽しめたりすることが車中泊のメリットといえそうです。

 さらに、ゆしゅけさんは、もともとクルマに乗ることや、クルマをカスタムすることが大好きだったそうで、クルマとの時間を有意義に過ごすうえでも「車中泊は自分にうってつけの趣味だ」と話します。

■ ハイラックスサーフで快適に車中泊をするにはどうする?

 そんなゆしゅけさんのハイラックスサーフには、目隠し兼小物収納用の有孔ボードや、プラダン素材を活用したバックドア用目隠しなど、自作の車中泊便利グッズがさまざまです。

 ほかにも、カーテンレール兼ロッドホルダーの取り付けや、molle(アウトドアやサバイバルグッズの収納)付シートカバーの取付などがされており、狭い車内でもデッドスペースなどを有効活用して、多くの収納を搭載しています。

 また、ゆしゅけさんは、就寝時には、ミリタリーテイストのシュラフやインフレーターマット、枕などを使用しており、寝心地を良くするために、スポンジマットやラゲッジから後部座席を覆えるようなマットなどを複数枚重ねる工夫もしているそうです。

ハイラックスサーフはバックドアのリアウインドウが開閉するため開ければ開放的な空間にもなる(画像提供:ゆしゅけさん)

 最後に、ゆしゅけさんはハイラックスサーフでの車中泊について以下のように感想を述べます。

「ミニバンなどに比べて車高が高いぶん、室内の狭さは否めないですが、とくにストレスなく車中泊ができています。

 また、ハイラックスサーフはバックドアのリアウインドウが開閉するため、就寝時は海や湖側にリア側を向けて、窓を開けた状態で寝ることができるので非常に開放的な気分が味わえます」

※ ※ ※

 車中泊とひと言で表しても、活用するモデルやカスタム、準備する“ギア”によって、その過ごし方はさまざまです。

 限られた車内スペースをどのように活用するのかも車中泊の醍醐味のひとつといえるでしょう。

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