スペインの中古車販売店「REALZAUTO SL」では幌仕様のランクル70がで販売されています。新車のようなコンディションを保つランクル70にはどのような特徴があるのでしょうか。
■完全「屋根ナシ」仕様のランドクルーザー70がスペインで発見!
トヨタ「ランドクルーザー70系」は2022年現在でも海外で販売されている不動の人気を誇っています。
そうしたなかで、スペインの中古車販売店「REALZAUTO SL」では幌仕様のランクル70がで販売されています。
新車のようなコンディションを保つランクル70にはどのような特徴があるのでしょうか。
「ランドクルーザー40系」の後継として業務用途をメインとしたものから乗用車として快適性・操作性・使用性の向上を図ったのが1984年に販売開始されランクル70です。
日本では、2004年に日本国内では販売を終了。その後2014年には約1年間の限定販売がおこなわれました。一方、海外市場ではさまざまな地域で販売されています。
ランクル70は、ラダーフレーム構造による高い堅牢性・耐久性を誇り、多彩なボディタイプが用意されていました。
例えば、オーストラリア仕様ではシングルキャブ、ダブルキャブ、ワゴン、トゥループキャリア(人員輸送用)などが存在したほか、水深のある場所での走行を想定してサファリシュノーケルを装備しています。
そうしたなかで、今回スペインで販売されているランクル70は、長年スペイン国内で使われていたモデルです。
ボディは幌の開閉が可能なタイプとなっており、幌を完全に取り外せばフロントウインドを倒すことも可能。
ボディサイズは、全長4350mm×全幅1690mm×全高1990mmとなっており、ボディは「マンハッタングレー」というカラーで仕上げられています。
インテリアは、一度すべてを分解したうえで表皮などを新品のものに張り替えてるほか、メカニカル系もリフレッシュされました。
エンジンは、2.5リッター直列4気筒ディーゼルエンジンに5速MTを組み合わせた4WD仕様です。
販売店によれば「ランドローバーのディフェンダーやメルセデス・ベンツGクラスと並ぶクールなクラシックオフロード車のひとつで、その角ばったラインは時代を超えた姿を刻み、この夏の入り江に行くにはもっともカジュアルな方法です」とコメントしています。
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走行距離は30万kmとなり、現地での販売価格は2万90683ポンド(約476万円)です。