三菱のインドネシア法人が新型「コルトL300」を発表しました。現地で高いシェアを誇るピックアップトラックが改良されましたが、どんなクルマなのでしょうか。
■荷台長を200mm延長して積載能力向上
三菱のインドネシア法人は、2022年6月28日に新型「コルトL300」を発表しました。現地で市場シェア63%を誇る主力ピックアップトラックだといいますが、どのような点が改良されたのでしょうか。
新型コルトL300のボディサイズは全長4370mm×全幅1700mm×全高1985mm、ホイールベースが2350mm(フラットデッキ仕様)。
外観は、フロントグリルのクローム加飾面積を大型化したほか、バンパーのデザインも変更され、新たな顔つきを獲得。ボディカラーはブラックのみです。
内装もスピードメーターやドアハンドル、スピーカーの位置などに変更が加えられているといいます。キャブポジションが100mm高められたことで、より優れた運転視界も確保しました。
荷台長は、200mm長くなり2630mmを確保。これにより積載能力も向上しています(ユーザー自身のカスタマイズを想定した荷台を備えない仕様も設定)。
新たに搭載されるエンジンは2.3リッター直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジン(4N14型)で、最高出力99.25ps・最大トルク200Nmを発揮。自動車排ガス規制「ユーロ4」にも対応します。
優れた耐久性のほか、優れ整備性の良さも同車の美点で、インドネシア全土に300以上の整備拠点があるほか、3500以上の補修部品ネットワークを展開。日々、安心してクルマを活用することが可能です。
新型コルトL300の現地での価格は、2億1365万ルピアから2億1865万ルピア(約196万円から約201万円)に設定されます。