インフィニティ「Q50」(2023年モデル)が北米で発表されました。最新モデルは3年間のメンテナンス費用などがパッケージされたほか、内外装に改良が加えられました。
■400psの「レッドスポーツ 400」も引き続き設定
日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」は2022年8月1日、「Q50 2023年モデル」を米国で発表しました。
Q50は、日本で「スカイライン」として販売されているスポーツセダンです。
最新の2023年モデルは、力強いエクステリアスタイルと仕立ての良いインテリアはそのままに、新たなメンテナンスプログラムとして「インフィニティ プレミアムケア」を追加。
車検やオイル交換、タイヤローテーションなどの特典を最大3年間提供し、顧客満足度を向上させます。
Q50 2023年モデルは「LUXE」、「SENSORY」、「レッドスポーツ 400」という3つのグレードを設定。
LUXEはワイヤレスのApple CarPlayや有線接続のAndroid Autoに対応するほか、レザーアパテッドシートやフロントシートヒーター、ステアリングヒーター、Bose Performance Seriesオーディオ、18インチアルミホイールなどを標準装備しています。
また、SENSORYで先行導入された、サドルブラウンのインテリアカラーを新たに選択することができるようになりました。
SENSORYは、前後のスポーツバンパーや19インチホイール、ブラックオープンポアウッドインテリアトリム、統合ナビゲーション、プラズマクラスター空気清浄機とグレープポリフェノールフィルター付きアドバンストクライメートコントロールシステムなどが追加。
2023年モデルでは、これまでレッドスポーツ 400にのみに設定されていた、光り輝くラディアントグリルエンブレムが設定され、Q50の力強い外観デザインをさらに強調します。
レッドスポーツ 400は、専用の19インチアルミ合金ホイールやフロント4ピストン、リア2ピストンのキャリパーを採用した高性能ブレーキ、幅広い減衰力範囲内でショックアブソーバーのバルブを常に調整し、コーナリング時の身体の動きを制御するダイナミック・デジタル・サスペンションなどを追加しました。
パワートレインは、3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力はLUXEとSENSORYが300psに対してレッドスポーツ 400は400psを発揮。トルクも同様に、LUXEとSENSORYが295lb-ft(約40kgf・m)に対しレッドスポーツ 400は350lb-ft(約48kgf・m)に向上されていて、性能面でも優れたパフォーマンスを実現します。
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Q50 2023年モデルの米国での価格は4万2650ドルから5万8500ドル、日本円で約557万円から約765万円です。