タイ市場で、トヨタの新型コンパクトセダン「ヤリス エイティブ」が世界初公開されました。35か国以上に輸出される計画です。
■ファストバックスタイルのデザインを採用
トヨタのタイ法人は、2022年8月9日に新型コンパクトセダン「ヤリス エイティブ」を世界初公開しました。
ヤリス エイティブは、日本で販売されるコンパクトカー「ヤリス」とは別の車種として現地でラインナップ。トヨタのタイ法人によると、同国市場に導入された2017年以降の累計販売台数は13万3000台以上を記録しているということです。
市場によっては「ヴィオス」という車種名でも展開されます。
今回、トヨタのタイ法人は、新型ヤリス エイティブの開発にあたり52億バーツ(約200億円)以上を投資。また35か国以上に輸出される予定です。
新型ヤリス エイティブのデザインは欧州車にも多く採用されているファストバックスタイルのデザインを採用したほか、ヘッドライトおよびテールランプはシャープな形状のフルLEDタイプを装着。フロントグリルにはグロスブラック加飾も採用します。
内装は、64段階調整可能なアンビエントライトを採用し高級感を演出するほか、赤を基調とした合成皮革のシートやレッドステッチを採用した仕様も設定されました。
搭載されるエンジンは最高出力94馬力・最大トルク110Nmを発揮する1.2リッター直列4気筒エンジンを採用。予防安全装備として、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、前車発信お知らせ警報、ペダル誤操作抑制機能などから構成されるトヨタセーフティセンスも搭載されます。
新型ヤリス エイティブの価格は53万9000バーツから68万9000バーツ(約205万円から約262万円)に設定されます。