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豪華ソファ仕様の新型「エクストレイル」登場! タン色で高級感スゴいも… 3列目シート車の快適性はどうなった?

くるまのニュース 2022年8月14日 9時10分

2022年7月25日に発売した日産新型「エクストレイル」。4代目へとフルモデルチェンジしたことでさまざまな部分が進化しています。そうしたなかで、先代から引き続き一部グレードに「3列シート車」が設定されていますが、その居住性はどうなっているのでしょうか。

■高級感スゴくなった新型エクストレイルだが…3列シート車はどうなった?

 2022年7月25日に発売した日産新型「エクストレイル」。4代目へとフルモデルチェンジしたことでさまざまな部分が進化しています。
 
 そうしたなかで、先代から引き続き一部グレードに「3列シート車」が設定されていますが、その居住性はどうなっているのでしょうか。

 エクストレイルは初代(2000年)、2代目(2007年)、3代目(2013年)と代を重ねグローバルモデルとして累計販売台数は630万台を超えています。

 エクステリアは初代/2代目のタフさと3代目のスタイリッシュを上手く合わせたスクエアボディを実現。

 ボディサイズは先代と比べて、全長4660mm(-30)×全幅1840mm(+20)×全高1720mm(-20)、ホイールベースは2705mm(±0)とほぼ同等となっています。

 また、室内空間の居住性を一段と進化。とくに後席パッケージングの最適化に加えて薄型シートを採用することで、頭上の空間&膝周りの空間を拡大させました。

 さらにシート素材には、上級グレード向けに日産の独自開発による新素材「TailorFit(テーラーフィット)」を採用するほか、タンカラーの「ナッパレザー」もオプションで用意。これはクロムでなめされ、しなやかで柔らかい肌触りを特徴とする高級本革です。

 乗降性では、広いドア開口により向上させているほか、後席スライド機構(先代+20mmの260mm)などで快適性も高まっています。

 そうしたなかで、先代の一部グレードには「3列シート車」が設定されており、寸法は室内長2555mm×室内幅1535mm×室内高1220mm-1270mmとなっていました。

 さらに細かく、先代(3列目シート車)1列目、2列目、3列目それぞれの座面長は1列目(495mm)、2列目(左右席480mm/中央席430mm)、3列目(440mm)です。

 対して新型エクストレイル(3列目シート車)の室内寸法は室内長2530mm-2545mm×室内幅1540mm×室内高1255mmとなります。

 1列目、2列目、3列目それぞれの座面長は1列目(490.7mm)、2列目(左右席459mm/中央席427mm)、3列目(411mm)と若干ながら短くなっていました。

 それぞれを座り比べた印象としては、大きく違いは感じず2列目シートのスライド機構が拡大した分の余裕は感じられました。(2列目の快適性は置いといた場合)

 実際に先代の3列目シートについて、日産販売店のスタッフは「あくまでもエマージェンシー向けといった存在で、居住性的にも子供が座るくらいの場所だといえます」と説明していました。

 一方の新型エクストレイルでも前述のスタッフは「新型エクストレイルでも3列目の居住性は大きく向上したとはいえません。やはりエマージェンシー要素が強いことから、親戚などが来て『年に数回使う場面』に向けのシートといえます」と話しています。

 なお、兄弟車といえる三菱「アウトランダーPHEV」にも3列目シート車は設定されており、シート形状やクッション素材などの違いから快適性は異なります。

※ ※ ※

 新型エクストレイルの3列シート車は「X e-4ORCE」のみに設定されていますが、実際に販売店に配置される展示車や試乗車では2列目が多いようで、実際に3列目シート車を見たいユーザーは近隣店舗に確認するのが良いでしょう。

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