ホンダのコンパクトSUVとなる新型「RS」が2022年8月11日、第29回インドネシア国際オートショーに特別展示されました。どのような特徴があるのでしょうか。
■発売間近のホンダの新型SUV「RS」
2022年8月11日、ホンダのインドネシア法人(インドネシア・ホンダ)はコンパクトSUV新型「RS」を第29回インドネシア国際オートショーにて発表しました。
今回、お披露目された新型RSは昨年のインドネシア国際オートショーにて公開された、RSコンセプトを進化させたクルマです。
RSコンセプトのエクステリアは、フロントフェイスに細めのヘッドライトやメッシュ形状のグリルを採用するほか、オフロード感を演出するスキッドプレートをバンパーに装着。ルーフ部分にもシルバー調のルーフレールを採用するなど、タフな印象を持たせています。
リアは、ホンダ「ヴェゼル(海外名HR-V)」と類似性を感じる横一文字のリアコンビネーションランプを採用されていて、バンパーにはフロントと同じくスキッドプレートが装着されています。
一方でドアミラーやドアノブ、ホイール、フェンダーがブラック塗装されていることや、サイドシルにレッドラインをデザインされていて、スポーティな印象を受けます。
新型RSについて、インドネシア・ホンダは、以下のようにコメントしています。
「RSのコンセプトモデルをインドネシア各地に持ちこみ、消費者に直接アンケートを実施し、反映した結果今回展示しているスモールSUV「RS」へと具現化しました。スポーティなデザインとタフなSUVのキャラクターを融合させたこのモデルは、ホンダのスモールSUVセグメントにおける初の車種として、近日中に正式発売される予定です」
インドネシア・ホンダで現在取り扱っているSUVは、「BR-V」と「CR-V」、そして前述のHR-Vです。
一番小さなHR-Vでそのサイズは全長4385mm×全幅1790mm×全高1590mmであり、新型RSはこれよりもさらに小さなサイズのSUVになると推測されます。