国道349号の梁川バイパスが全線開通します。1985年度から事業が進められてきたこのバイパスはどのような役割を担うのでしょうか。
■残り半分の区間が開通
福島県は2022年8月10日、整備を進めてきた国道349号の梁川バイパスが9月23日15時に全線開通すると発表しました。
国道349号は茨城県水戸市から宮城県南部の柴田町までを南北に結ぶ全長約270kmの路線です。茨城県那珂市、常陸太田市、日立市、福島県いわき市、二本松市、伊達市、宮城県角田市などを通ります。
梁川バイパスは伊達市梁川町の中心市街地を迂回する全長2.75kmの道路です。市街地の混雑解消、緊急輸送路の機能強化、工業団地へのアクセス強化を目的としています。
1985年度に事業着手し、2004年度までに1.43kmが開通。今回は広瀬大橋(長さ320m)を含む残りの1.32kmが開通します。
なお9月23日には、広瀬大橋の北側で、関係者を対象とした開通式が開かれる予定です。