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新車価格7倍の3600万超え! 国産スポーツカー高騰中!? スーパーカーが買える金額で落札されたスバル「インプレッサ」とは

くるまのニュース 2022年8月18日 17時10分

2022年8月に1998年式スバル「インプレッサ22B-STiバージョン」がコレクティングカーズにオークション出品され22万2500ポンド(約3614万円)で落札されました。どのような車両なのでしょうか。

■新車価格の7倍で落札? スバル「インプレッサ22B-STiバージョン」

 コレクティングカーズは自社が運営する同名のオークションサイトで、オーストラリアやフランス、イギリスなど世界中のクルマを出品するオークショニアです。

 2022年8月にスバル「インプレッサ」が出品され、22万2500ポンド(約3614万円)で落札されましたが、どのような車両なのでしょうか。

 今回オークションにかけられたインプレッサは、1998年式の「インプレッサ 22B-STiバージョン」です。

 インプレッサ22B-STiバージョンは、2ドアクーペのスバル「インプレッサ リトナ」をベースにしたスバル「インプレッサ ワールドラリーカー97」のロードゴーイングモデル。

 標準モデルと比較して、ボディはオーバーフェンダーにより80mmほど車幅が拡張され、エンジンには「EJ22改型」の型式が付与された最高出力280馬力の2.2リッター水平対向4気筒ターボを搭載。これに5速MTが組み合わさり、四輪に伝達されます。

 1998年当時インプレッサ22B-STiバージョンは、日本では400台限定で発売され48時間以内に完売したといわれており、その後スバルは輸出市場向けに24台を作成しています。

 今回オークションに出品されたインプレッサ22B-STiバージョンは、日本で販売された400台のうちの316台目の個体。1998年7月に製造され、今回の出品者で8オーナー目、ロンドンのコンクールにも出場したことのあるクルマです。

 外装に損傷は見られず、一度再塗装されたという、外装色のWRブルーもとてもきれいな状態です。

 内装は、黒と青のファブリックに赤いステッチがアクセントとなったシートが採用され、プラスチック類のパーツにも多少の傷があるも大きな損傷はありません。

 走行距離は3万3171kmで、機械的な故障はなく、警告灯も点灯していないと記載されています。

 出品地域はイギリス・ケント州です。

 オークションサイトでは171枚の高画質画像と動画ともに掲載されており、かなり詳細に確認することができます。

 1998年の発売当時、国内では約500万円(消費税含まず)で販売されていたインプレッサ 22B-STiバージョン。今回出品された個体は、2022年8月11日に22万2500ポンド(約3614万円)で落札されました。

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