日産インフィニティが、SUVクーペ「QX55」を中国で発売しました。
■FXから流麗なシルエットを継承
北米を中心に展開する日産の高級ブランド、インフィニティは2022年8月29日、クロスオーバー・クーペ「QX55」を中国で発売したと発表しました。
QX55は、2003年登場の「FX」の遺伝子を受け継ぐ、ミッドサイズのクロスオーバーSUVです。2020年11月に世界初公開され、2022年6月には最新モデルが北米で発表されています。
外観は、アーチ型のルーフラインとインフィニティの象徴であるFXからインスピレーションを得た美しいシルエットが特徴。
車内は、しなやかなセミアニリン本革シートをはじめ、高級感あふれる素材でまとめられています。
ドライバーを中心としたレイアウトの広い室内空間を確保し、後席の乗員スペースや荷物の積載量などに合わせて2列目シートをスライドできるようにしています。
ボディサイズは全長4736mm×全幅1903mm×全高1620-1622mm、ホイールベースは2798mm。
パワートレインは、最高出力261馬力(4WD)、最大トルク380Nmを発揮するVCターボ2リッター4気筒エンジンと、無段変速機を組み合わせています。
インフィニティ・グローバル会長のペイマン・カルガー氏は、「新型のQX55は、ファーストクラスの快適性を提供し、どこに行っても目立つように設計されたステートメントメーカー」だとし、「大切な中国のお客さまに、まもなくこのクルマを楽しんでいただけることをうれしく思います」とコメントしています。
中国での価格は、38万9800元(約780万円)からです。