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レギュラー平均168.5円! ガソリン3週連続値下がりで「最安」県は159円台に

くるまのニュース 2022年8月31日 15時30分

資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。3週連続の値下がりです。

■前回から0.5円値下がり

 資源エネルギー庁は2022年8月31日、レギュラーガソリンの29日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。

 全国平均は1リットルあたり168.5円で、前回(22日)から0.5円安くなりました。

 3週連続の値下がりです。

 県別にみると、岡山県と佐賀県で値上がり、高知県で横ばいでしたが、ほかの44都道府県では値下がりしました。

 店頭価格で最も安かったのは宮城県で159.5円、次いで埼玉県161.5円、青森県161.7円です。

 一方、最も高かったのは長崎県で182.6円、次いで沖縄県180.5円、大分県179.7円でした。

※ ※ ※

 ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月27日から1リットルあたり5円、3月10日から25円を上限として支給しています。

 しかし依然として価格高騰が続いているため、政府は4月26日、原油価格・物価高騰等総合緊急対策を発表。

 原油価格については1兆5000億円を充当し、ガソリン補助金の上限を1リットル当たり25円から35円に引き上げ、さらにそれでも全国平均ガソリン価格が1リットル170円を超過したら、その分の2分の1を支援すると発表しています。

 なお、経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、8月29日時点で1リットル200.4円と算出しており、来週9月5日の時点で207.3円に推移すると見ています。

 このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は32.4円でしたが、あす9月1日からは37.1円に増額する方針です。

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