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ジープがゴツ顔「新型SUV」を連投! 日本で発売予定の「アベンジャー」も! ジープもEVブランドに!? 新計画がお披露目

くるまのニュース 2022年9月11日 17時10分

ジープは2022年9月8日、新型「ワゴニア」「ジープ・リーコン」「ジープ・アベンジャー」を公開すると同時に、2030年までにアメリカの新車販売のうち50%を、ヨーロッパで販売する車両の100%をEVにすると発表しました。

■EV専用モデルをつぎつぎ投入し、「ジープ」ブランドの電動化を急速にすすめる

 ジープは2022年9月8日、YouTube公式チャンネルにて、新型EV「ワゴニア」、「リーコン」の画像を公開しました。

 また、2022年10月17日開催の「パリモーターショー」にて正式発表され、日本にも導入が予定されているジープ「アベンジャー」にも触れられており、ジープブランドの電動化が加速している様子がうかがえます。
 
 これらのモデルの発売を皮切りに、2030年までにアメリカの新車販売のうち50%を、ヨーロッパで販売する新車の100%をEV化することで、SUVの電動化をリードするとしています。

 ジープは、現在販売中のPHEVモデルの「ラングラー4xe」や、2022年5月24日から欧州で発売されている「グランドチェロキー4xe」をはじめ、電動車両のラインアップを拡充中で、さらなる製品開発を進めているとしています。

 新型ジープ「リーコン」は、EV専用の新しいモデルで、「100%ジープ、100%ゼロエミッション」がコンセプトとなっています。

 EVでありながらも、ジープの定める4×4性能を持つ車両に与えられるバッジ「トレイルレイテッド」の称号を獲得、ワンタッチで開閉が可能な電動式ルーフ、脱着可能なドアとウィンドウを持ち、本格的なオフロード体験を楽しむことができます。

 リーコンの正式発表は2023年を予定しており、2024年には生産開始するとしています。なお、北米では2023年初頭から予約注文を開始し、その後ヨーロッパを含む世界各地で販売する展開です。

 ジープ新型「アベンジャー」は、日本でも販売を予定している小型EVモデル。

 ボディサイズは、発売中のジープ「レネゲード」よりも小型となり、ジープのEVの中でエントリーモデルとなる予定です。

 最大航続距離は400kmとEVとして十分な性能を持ちながら、クラス最高の最低地上高とランプ・ブレークオーバー・アングル、アプローチ・アングルを持つことで、SUVに必要な性能を確保しています。

 またモダンなインテリアに最先端のテクノロジーを満載し、広々とした室内空間を実現したとしています。

 アベンジャーは2022年10月17日に開催予定の「パリモーターショー」初日にワールドプレミアされ、同日に予約注文の受け付けがスタートします。

 販売エリアには日本も含まれており、ヨーロッパの各市場、韓国での販売も予定しています。

 さらに、ジープブランドで歴史の長い「ワゴニア」も、EV専用モデルとなることを明らかにしました。

 2023年に発表予定の新型「ワゴニア」は、これまでのモデルとは異なりEVのみが用意される予定です。

 パワートレインには最大出力600馬力のモーターを採用、0-100km/h加速3.5秒で最大航続距離は約640kmです。

 デザインは今までのワゴニアを踏襲したサイドシルエットと7スロットグリルを持ちながら、空力性能を向上させています

 新型ワゴニアもリーコン同様、2023年公開、2024年生産開始、予約注文は北米が2023年初頭で、その後ヨーロッパを含む世界各地での展開となります。

 ジープブランドCEOのクリスチャン・ムニエ氏は次のようにコメントしています。

「本日は、私たちのエレクトリックSUVラインアップに新たに加わる製品のごく一部をご覧いただきました。ご覧いただいた計画は今後2年間に予定されている製品の発売予定と、なぜ私たちが『4xeこそが新たな4×4』と言っているのかを具体的に現わすものです。

 ジープのデザインと比類なき4×4性能、そして電動化の組み合わせによってSUVのマーケットは全く新しい姿へと変貌しつつあります。“ゼロエミッション・フリーダム”へ向けた道のりを、世界中の皆さんと共に歩んでいけることが楽しみでなりません」

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