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日産、新型「エクストレイル」を連投! 「12V MHEV」も搭載!? 全車電動車で欧州投入へ

くるまのニュース 2022年9月12日 14時50分

欧州市場に日産4代目「エクストレイル」が投入されます。どのような仕様で登場するのでしょうか。

■12Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載

 日産の欧州法人は、2022年9月9日に欧州市場向けの新型「エクストレイル」を初公開しました。

 日本では2022年7月25日に発売された新型エクストレイルですが、日本仕様とはやや異なる部分があるといいます。どのような点なのでしょうか。

 エクストレイルは、初代モデルが2000年に登場。現行モデルは4代目です。

 20年以上も世界各国で支持されるモデルとなっており、2000年から2020年までのグローバル累計販売台数は626万台を記録しています。

 そんななか、中国における日産の合弁企業の「東風日産」が2021年4月に新型(4代目)エクストレイルの販売を開始。可変圧縮比エンジンの1.5リッターVCターボを搭載した仕様で登場しました。

 その後、前述のとおり日本では2022年7月に発売。中国とは異なり、全車が「e-POWER」を搭載したハイブリッド専用車としてラインナップされています。

 一方、欧州仕様は全車が電動車である点は日本仕様と共通するものの、e-POWER車に加えてマイルドハイブリッド車が設定される点がオリジナルとなります。

 欧州仕様に存在するマイルドハイブリッドハイブリッド車は、可変圧縮比エンジンの1.5リッターVCターボ+12Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)の組み合わせ。

 ちなみに欧州仕様の2仕様を比較すると、カタログ燃費はマイルドハイブリッド車が約13.9~14.1km/Lであるのに対し、e-POWER車は約17.2km/Lを記録。

 また最高出力もマイルドハイブリッド車の163馬力に対しe-POWER車は203馬力と上回っています(スペックは欧州仕様のVC-Tグレード、2WDで比較)。さらに4WD(e-4ORCE)が設定されるのもe-POWER車のみです。

 それではここでクイズです。

「e-POWER」は、欧州に先行して日本の2代目「ノート」から搭載が始まった電動パワートレインですが、特徴を正しく説明している記述は次のうちどれでしょうか。

【1】家庭用コンセントで充電できる

【2】ガソリンエンジンは発電専用で、その電力でモーターを駆動して走る

【3】発進時、ガソリンエンジンの駆動力を電気モーターがアシストする

【4】100%ソーラーパワーで走る

※ ※ ※

 正解は【2】の「ガソリンエンジンは発電専用で、その電力でモーターを駆動して走る」です。

 この仕組みは「シリーズ式ハイブリッド」と呼ばれるもので、日本市場を中心に展開されています。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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