日産新型「タウンスターEV」の生産が欧州で開始されました。
■一充電の最大航続可能距離は300kmを確保
2022年9月12日(現地時間)、日産の欧州法人は両側スライドドアを備えた小型バンの新型「タウンスターEV」の生産を開始したと発表しました。
今回生産開始が発表された新型タウンスターEVは、ガソリン仕様の「タウンスター」をベースにEV化したモデルとなります。
CMF-Cプラットフォームを採用し、総電力量45kWhの駆動用バッテリーを搭載。一充電の最大航続可能距離は300km(WLTPサイクル)を達成しています。またDC急速充電を用いることで15%から80%まで37分で充電可能です。
荷室の積載量は600~800kg、けん引能力は最大1500kgを確保。
車載コネクティビティサービスや10インチデジタルメーター、先進運転支援システム「プロパイロット・アシスト」、ステアリングホイール・フロントシートのヒーターを搭載するほか、ヒートポンプを搭載してバッテリーから車内に熱を供給することで、寒冷地での効率と快適性を向上させています。
新型タウンスターEVはヨーロッパの一部市場から先行して販売開始される予定です。