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日産がエアロで武装!? 新型「Z GT4」2023年供給開始へ! 初公開された爆速ルックとは

くるまのニュース 2022年9月30日 14時50分

日産とMMC(日産モータースポーツ&カスタマイズ)が公開した新型レース車両「Nissan Z GT4」は、どのような姿で登場したのでしょうか。2023年シーズンより車両が供給開始されます。

■SEMAショー2022で詳細発表へ

 2022年9月29日、日産とMMC(日産モータースポーツ&カスタマイズ)が新型レース車両「Nissan Z GT4」(以下、新型Z GT4)を公開しました。

 フェアレディZ(海外名:Nissan Z)をベースにした、カスタマー向けレース車両だといいますが、どのような仕様で登場するのでしょうか。

 フェアレディZは、歴代モデルにおいてモータースポーツシーンでも活躍してきており、例えば2022年シーズンのスーパーGT・GT500クラスにも4台が参戦しています(マシン名「Nissan Z GT500」)。

 そんななか発表された新型Z GT4は、外観は、リアウイングをはじめとした各種エアロパーツの装着が装着されレース用マシンとして武装。ベース車の素性の良さを活かし、走行性能、安全性、耐久性、操作性が高次元でまとめられました。

 2022年6月に開催された「富士24時間レース」にテスト参戦した車両(Nissan Z Racing Concept)をベースに改良を重ね、プロドライバーからジェントルマンドライバーまで、幅広いレベルのドライバーに向けて総合的なパフォーマンスが高められています。

 開発にあたっては、「ベースの3リッターV型6気筒ツインターボエンジン(VR30DDTT型)エンジンの素性の良さを活かしたエンジンチューニング」「レース用に最適化したシャシとサスペンション」「レギュレーションの範囲内で最大限の性能向上を図った空力性能」「居住性、操作性を最適化したコクピット」といった点に焦点が合わせられました。

 新型Z GT4は、11月1日から4日にアメリカで開催されるSEMAショー2022で詳細が発表され、車両供給の開始は2023年シーズンが予定されています。

 GT4は、市販車をベースに開発したレース車両でおこなわれるレースのカテゴリーで、世界中の多くのスポーツカーメーカーが車両供給を担っていることから、今後の各車とのバトルに注目が集まります。

※ ※ ※

 現行フェアレディZは、2022年1月に開催された東京オートサロン2022で日本仕様が初公開されました。型式は従来型の「Z34型」から「RZ34型」に変化しています。

 搭載されるエンジンは、3.7リッターV型6気筒自然吸気エンジンから3リッターV型6気筒ツインターボエンジンに変更。トランスミッションは7速から9速に多段化されたATと、6速MTのいずれかが組み合わされます。

 それではここでクイズです。

 現行フェアレディZに搭載される3リッターV型6気筒ツインターボエンジン(VR30DDTT型)の最高出力値は、次のうちどれでしょうか。

【1】258kW

【2】278kW

【3】298kW

【4】318kW

※ ※ ※

 正解は【3】の298kWです。

 市販モデルにおける現行フェアレディZのエンジンスペックは、最高出力298kW(405馬力)/6400rpm・最大トルク475Nm/1600-5600rpmを発揮します。

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