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国産旧車高騰中! 国内価格の「倍」に!? 80年代の日産「スカイラインRS ターボC」が約600万円! 「極上個体」豪で落札

くるまのニュース 2022年10月11日 6時10分

コレクティングカーズは、ドイツやオーストラリア、イギリスなど世界中のクルマを競売にかけるオークショニア。同サイトで2022年10月に1984年式日産「スカイライン」が出品され6万500豪ドル(日本円換算で約570万円)で落札されました。どのようなクルマなのでしょうか。

■極上のR30スカイライン

 コレクティングカーズは自社が運営する同名のオークションサイトで、ドイツやオーストラリア、イギリスなど世界中のクルマを出品するオークショニアです。

 2022年10月には、日産「スカイライン」が出品され6万500豪ドル(日本円換算で約570万円)で落札されました。

 今回オークションにかけられたスカイラインは、1984年式の「スカイライン2ドアハードトップ 2000ターボインタークーラー RS-X」、通称「ターボC」です。

 1981年に発売の6代目スカイライン(R30)の最高峰モデルとなるRSシリーズのなかでも、1983年に実施されたマイナーチェンジで、薄型ヘッドライトと細型のラジエターグリルを備えた通称「鉄仮面」顔に変更された後期型です。

 出展されたRS-X ターボCは、そのなかでも最後に登場した最強版となります。
エンジンには、2.0リッターDOHC直列4気筒「FJ20」ターボエンジンを搭載。シリーズ最終型となるこの仕様には、ターボによって圧縮された空気を冷却して効率を高めるインタークーラーを装着しており、最高出力205馬力を誇ります。

 トランスミッションには5速マニュアルを採用しています。

 出展車の外装色はホワイトで、サイドには「4VALVE DOHC RS-TURBO INTERCOOLER」と書かれたデカールが貼られています。

 内装はブラックとレッドのファブリックです。各所のシルバーパネルもとてもきれいな状態です。

 ほぼオリジナルの状態ですが、サスペンションがブリッツ製コイルオーバーサスペンションに交換されているほか、ステンレス製のリアエキゾーストマフラーやCDプレーヤーを装備しています。

 また、この出展車には、純正ホイールやサスペンション調整用レンチ、サービスノートも付随。

 走行距離は8万7693kmと年式を配慮すれば低走行。外装・内装ともに損傷はなくとても綺麗な状態で、機械的な故障もなく警告灯は点灯していないと記載されています。

 出品地域はオーストラリア・クィーンズランド州ロシュデールです。

 オークションサイトでは158枚の高画質画像と動画とともに本車両は掲載されており、かなり詳細に確認することができます。

 今回出品された個体は、2022年10月4日に6万500豪ドル(日本円換算で約570万円)で落札されました。

※ ※ ※

 鉄仮面の愛称で親しまれた後期型のスカイラインRSですが、日本でも数台の中古車が販売されているのを確認できます。

 状態にもよりますが170〜300万円前後であり、今回の個体は日本の倍近い金額で販売されていることになります。

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