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40代・50代男子はクルマで寝泊まりしがち!? みんなやってる「車中泊」 その実態は?

くるまのニュース 2022年10月10日 19時10分

ホンダアクセスは、自家用車を所有する20歳から69歳までのドライバー1000人に、秋レジャーと車中泊に関する調査をおこなった結果を発表しました。

 ホンダ車の純正アクセサリーを提供しているホンダアクセスは2022年10月6日、「秋レジャーと車中泊に関する調査2022」の調査結果を発表しました。

 調査対象は自家用車を所有する20歳から69歳までのドライバー1000人。期間は2022年8月25日から26日にかけて、インターネットリサーチによりおこなわれました。
 
 今回のアンケートでは、クルマのなかで寝泊まりする「車中泊」をしたことがある人は全体の44.3%を占め、前回(2021年)の調査から9ポイント上昇したことがわかりました。

 特に、40代男性は25ポイント、50代男性は20ポイントの上昇しており、この1年で車中泊にトライする人が増えているようです。

 男女別の年代では、車中泊経験者がもっとも多いのが50代男性で63%、次いで40代男性の58%、20代男性の55%と続き、50代以下のいずれの年代でも約2人に1人以上が車中泊の経験があり、さらにすべての年代で女性より男性のほうが経験者が多かった結果に。

 なお女性は、30代が37%、40代が34%、20代と50代が33%、60代女性も29%と、約3人に1人が車中泊を経験していました。

 車中泊を経験したと答えた443人に対して、これまで何回くらい車中泊したかを聞いたところ、1~2回の人が約39%、3~4回の人が約28%、10回以上の人は約17%。回答者の平均は8.9回でした。

 また、今後も車中泊したいと思う人は全体で40%、20代男性は約59%が今後もしたいと答え、リピーターと予備軍が多いことがうかがえます。

 車中泊でどのような経験したかという質問では、「朝起きると体が痛い」が約45%を占め、「暑さ・寒さで目が覚める」が約35%という結果になりました。

 さらに、車中泊で気をつけていることとして、「近くにトイレがあるかを確認する」が49%ともっとも多い結果に。

 次いで「車内にいるときもドアをロックする」が48%、「暑さ・寒さ対策を忘れない」が46%、「車中泊してもいい場所か確認する」が39%、「外から車内が見えないようにする」が36%と、車中泊の環境への配慮と防犯について留意していることがわかりました。

 車中泊の増加についてホンダアクセスは、車中泊は時間や場所に制約されず、スケジュールも自由に決められ経済的なため、はまる人が増えているのではないかと分析しています。

※ ※ ※

 2022年の秋レジャーの1回あたりの予算についての質問では、平均が2万8023円で、前回の調査結果と比べ、8909円の大幅増加となりました。

 これについてホンダアクセスは、新型コロナウィルス感染拡大にともなう行動制限が緩和されたことにより、遠方まで出かけるレジャーや宿泊をともなうレジャーを計画する人が増えているのではないかと分析しています。

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