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友人とドライブ「ガソリン代」どうしてる? 割り勘派・全額負担派で賛否!? ちょうど良い「落としどころ」は

くるまのニュース 2022年10月11日 11時10分

友人や恋人とのドライブは楽しいものですが、なかでも気をつけたいのがガソリン代や高速代など、「クルマの費用の負担」に関する問題です。ではユーザーはどのように解決しているのでしょうか。

■ドライブの「ガソリン代」割り勘? 全額負担? 実際どうしてる?

 クルマの免許を取得後、ドライブをする人は多いのではないでしょうか。
 
 1人でドライブする人もいれば、友人や恋人とのドライブや旅行をする人もいるでしょう。
 
 ドライブは楽しさがある反面、自転車や電車での移動では浮き彫りにならなかった「クルマの費用の負担」に関する問題が出てきます。
 
 ではこうしたドライブした際の金銭面の負担について、ユーザーはどういった方法を取っているのでしょうか。

 ドライブはショッピングモールやさまざまな商業施設、遠出の旅行など電車やバスなどで行きにくいところに行けるなど、行動範囲が広がる点が利点といえます。

 一方で、クルマを利用することでガソリン代や高速道路使用料金、駐車場料金といった運転に伴う支出が発生します。
 
 例えば千葉県の船橋市から埼玉の入間市を往復する行程でドライブした場合、距離にして約175kmです。

 ガソリン代が約3000円(およそ18リットル分)、高速代が往復で約6000円(普通車料金)とすると、クルマに関する費用の合計は約9000円と、決して安くはない支出といえます。

 こうした運転に伴う支出について、ドライブするメンバー内で事前に合意が取れていれば、特別問題とならないものの、合意が甘ければ時にトラブルに発展しかねません。

 このためドライブ時の金銭面の負担については事前に話して決めておくのが良いといえますが、ユーザーはどのような方法を取っているのでしょうか。

 くるまのニュースでは、過去にSNSを通じて「友人とドライブする時のガソリン代」に関するアンケート調査を実施。

「友人とドライブする時のガソリン代どうしてる?」という質問では、「割り勘」は52.2.%、「全額ドライバー負担」は43.5%、「友人側の全額負担」は4.3%という結果となりました。

 割り勘しているユーザーが多い一方で、全額ドライバー負担も僅差で割合が高くなっています。

 ですが「全額ドライバー負担」と回答した人のなかには、「ガソリン代の代わりに食事代を出してもらう」「ETC代、駐車場代などを負担してもらった」といった意見があり、同乗者が食事や駐車場代など、違う部分で補填していることが分かりました。

 また友人とドライブについて、普段からクルマを運転するという40代の男性Aさんに話を聞いたところ以下のように話しています。

「学生の時、友人と自分のクルマでドライブ(ほとんどが遠くても隣県、距離にして往復100km程度)に出かけた時は、出先の自分の食事代を払ってもらっていました」

 さらにAさんはこうしたガソリン代に関して、友人に「共通の財布システム」の提案をしていたとのこと。

 具体的には出発前にクルマに関する支出用限定の共有財布を作り、あらかじめドライブの参加者全員が同じ金額を各々、用意した共有財布用の袋に入れます。

 その後、例えばガソリン代の場合は共有財布のお金から支払い、最後に財布に余ったお金を人数で割った金額が各々に戻ってくるというシステムです。

 このシステムだと運転者の労力のコストは含まれていませんが、金銭面では全員が平等となり、落としどころとして有効的な方法のひとつといえるでしょう。

※ ※ ※

 過去のアンケートの回答には、「ガソリン代を気にしていない様子で請求しづらかった」「相手に払う気がまったくなかった」など請求しづらかった、相手に払う気がなかったと回答するドライバーの意見も見られました。

 友人や恋人とのドライブは自由な場所に行けるので楽しい反面、実はドライバーにはいくつも負担がかかっていることを、認識する必要があるといえます。

 その上で同乗者は金銭面や別の部分で負担が減らせるよう、気遣いを心がけることは大切といえます。

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