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ギラついてない“カスタム顔”復活!? メッキ排除の真っ黒グリル! スズキ新型「スペーシアベース」が最高にイケてる!

くるまのニュース 2022年10月15日 14時10分

スズキ「スペーシア」の第4のモデルとして登場した新型「スペーシアベース」のデザインは、前期型のカスタム仕様のフロントフェイスをアレンジしているようです。一体どのようなものなのでしょうか。

■これって前期型カスタムのフロントグリルでは?

 スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」の新たなモデルとして、新型「スペーシアベース」が追加されました。

 2017年に登場したスペーシア(2代目)は、標準仕様のスペーシアとエアロ仕様の「スペーシアカスタム」の2モデルからはじまり、2018年にSUVテイストの「スペーシアギア」を追加。アクティブなスタイルが受け、スペーシアのなかでも人気モデルとなっています。

 そして今回、第4のモデルとして新型スペーシアベースが設定。新型スペーシアベースがほかの3モデルと大きく異なるのは、商用車であることです。

「遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン」をコンセプトとし、商用車の積載性や広い荷室空間、使い勝手のよさと、乗用車のデザインや快適性、運転のしやすさを融合。

 隙間のないフルフラットなフロアと低く抑えた荷室開口地上高による、使いやすく荷物が出し入れしやすい荷室空間と、スペーシアと同じく乗り降りしやすいシート高や乗り心地の良いフロントシートで快適な前席空間を両立しています。

 また、マルチボードを使って室内空間を自由にアレンジすることが可能となり、車中泊やワーケーションなど、さまざまな用途で使えるクルマに仕立てました。

 さらに、オーバーヘッドシェルフやリヤクォーターポケット、フロアコンソールトレーなどの収納スペースを設置したほか、ユーティリティーナットやLEDルームランプ、運転席&助手席シートヒーター、助手席シートバックテーブル、防汚タイプラゲッジフロア、USB電源ソケット(Type-A/Type-C)を装備。使い勝手にもこだわっています。

 そんな新型スペーシアベースは、デザインも注目されています。

 フロントグリルやドアハンドル、ドアミラー、バックドアガーニッシュなどの加飾をブラックで統一することで、重厚感を強調。

 さらに、リヤクォーターパネルやチェッカープレートをモチーフにした専用エンブレムを採用し、“道具感”を演出しました。

 内装は、インパネカラーパネルやリヤクォーターポケットなどのアクセントカラーにグレーイッシュブルーを採用し、力強さを表現しています。

 ツイッターなどのSNSでも新型スペーシアスペースが話題となっており、デザインについて、「見た目これの方が良いな。乗用車っぽいし」「カスタム顔でメッキ装飾無いから落ち着いて見える」「スペーシアベース……前のカスタム型だよね??」といった投稿も。

 スペーシアは2021年12月に一部仕様を改良。スペーシアとスペーシアカスタムは外観デザインを変更しており、なかでもスペーシアカスタムは、まるでトヨタの高級ミニバン「アルファード」のようなメッキを多用した大型フロントグリルを装着しました。

 今回登場した新型スペーシアベースのフロントフェイスは、仕様変更前(前期型)のスペーシアカスタムのグリルが復活したように見えますが、グリルを囲むメッキはブラック加飾へと変更。ブラックアウトで派手さを抑えつつ、存在感のある精悍な顔つきを実現しています。

 また新色の「モスグレーメタリック」に加え、スペーシア ギアや「ハスラー」といったクロスオーバー車に採用の「デニムブルーメタリック」といった、商用車とは思えないカラーバリエーションに「オシャレな色」「カッコよすぎ」といった声も見受けられました。

※ ※ ※

 新型スペーシアベースは、商用車ならではの積載性や使い勝手の良さに加え、税金など維持費も抑えられるというメリットがありつつ、アウトドアや車中泊、釣りなど、趣味で出掛けたときの秘密基地(ベース)として乗用車的な使い方もできるという、“いいとこどり”の最強モデルといえそうです。

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