インドで販売されるスズキSUV「エスプレッソ」にCNG仕様(S-CNG)が追加されました。専用セッティングのサスペンションが採用されます。
■再チューニングされたサスペンションを装備
スズキのインド子会社「マルチ・スズキ」は、「エスプレッソ」にCNG仕様(S-CNG)を追加したと2022年10月14日に発表しました。が、今回のマイナーチェンジでどのように進化しているのでしょうか。
エスプレッソは、2019年9月30日にインドで発売された小型SUVです。全長は3565mmで、新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」のKプラットフォームを採用します。
今回追加されたCNG仕様は、燃料をCNG(圧縮天然ガス)とガソリンから選択可能。CNG使用時に最高出力56.69馬力・最大トルク82.1Nmを発揮します。
またCNG仕様にあわせてサスペンションは再チューニングされました。燃費は32.73km/kg(MT車)となっています。
マルチ・スズキでマーケティング&セールス担当上級執行役員を務めるシャシャンク・スリバスタバ氏は、追加されたエスプレッソCNG仕様について次のようにコメントしています。
「エスプレッソはSUVにインスピレーションを受けたデザインで、路上でも存在感があり、多くの人に支持されています。
今回追加したS-CNGモデルは、累計226万台以上を販売したエスプレッソの実績に基づくものです。
その驚くべき燃費性能と力強いパフォーマンスで、きっとお客さまに喜んでいただけると思います。
私たちは現在、10種類のS-CNGモデルをラインナップしており、所有コストを削減し、よりクリーンで環境に優しい環境への取り組みを強化しています」
CNG仕様のエスプレッソは、59万ルピーから61万ルピー(約106万円から約110万円)に設定されます。