2022年1月13日に発売されたトヨタ新型「ノア／ヴォクシー」ですが、ホワイトハウスキャンパーではそれをベースにしたオリジナルキャンピングカー「DAYs」を展開しています。どのようなモデルなのでしょうか。
■注目！ 新型ノア／ヴォクシーのキャンピングカーとは？
近年では、さまざまな個性あふれるキャンピングカーが勢揃いしています。
そうしたなかで、トヨタ新型「ノア／ヴォクシー」をベースにした「DAYs」というモデルが存在しますが、どのようなモデルなのでしょうか。
DAYsは、2022年7月に開催された「東京キャンピングカーショー2022」で初披露されたクルマです。
そんなDAYsですが、制作を進めた経緯について、ホワイトハウスキャンパーの担当者は以下のように話します。
「もともとは、ハイエースを中心としたポップアップキャンピングカーを制作していましたが、ふだん使いの観点からノアやヴォクシー、ステップワゴンといったミニバンが人気であると考えたのがきっかけで制作しました」
ベースとなる新型ノア／ヴォクシーは、フルモデルチェンジをおこない2022年1月13日に発売されました。
4代目となる新型ノア／ヴォクシーは「より快適に」「より便利に」「より安心な」ミニバンとして生まれ変わり、使い勝手の良さや最新の先進装備を搭載するなど、現在も人気の高いクルマのひとつです。
そんな新型ノア／ヴォクシーをベースにしたDAYsですが、こだわりポイントについて担当者は以下のように話します。
「ほかにはないポップアップルーフは当店におけるこだわりポイントのひとつです。
トヨタやホンダの正規ディーラーでは購入できないものであり、取り付けの有無の選択も自由であるため、『新型ノアやヴォクシーに乗り換えようかな』と考えている人が、ついでにポップアップも取り付けたいとなった場合は、ぜひご購入いただければと思います。
また『車中泊を快適におこなえるように』といった点も、制作するうえで非常にこだわっています。
セカンドシートとサードシートにクッションマットを乗せることによって、簡易なフラットベッドが出来上がります。
これとポップアップルーフを組み合わせることによって、上2人、下2人の合計4人が余裕を持って睡眠することができます」
DAYsは人気のミニバンに魅力をたっぷり詰め込んでおり、ポップアップルーフや簡易フラットクッションマット、フロント回転シートなど、さまざまなこだわりがたくさんあります。
前述の通り、ポップアップルーフを上げるとロフトが出来上がります。このポップアップルーフはガスダンパーにより簡単な操作で上下させることができ、ルーフ部にはベッドスペースができるため、大人2人がゆったりと横になることができます。
簡易フラットクッションマットは、純正シートレイアウトを生かし、車中泊を快適にするオプションです。ベッド展開時のセカンドシートとサードシートの段差をなくし、フラットなベッド空間を作り出すことができます。
さらに、フロント回転シートで自在にアレンジできるようになっています。簡単に対座することができ、オプションでテーブルを装着することもできます。
■細かな部分まで配慮されたDAYsの特徴＆反響は？
スライドドアとリアゲートにはモスキートネットを装備し、虫除け対策も万全にしているため、心地よい眠りにつくことができます。
また、フロントやサイド、リアのすべての窓をカーテンを使って隠せるため、プライバシーを保つことができます。
フロントやサイドは、スナップホックと専用カーテンをパチパチと取り付ける仕様で、リアにはカーテンレールを装着してあります。
またポップアップルーフを上げると広い室内空間を確保できるため、立って着替えたり大きな荷物を運んだりすることも可能です。
ほかには、超軽量薄型ソーラーパネルを採用したソーラーシステムがオプションで用意。
ルーフトップ上面を最大限活用し、キャンパーライフに欠かせないサブバッテリーを充電します。
ちなみにこのDAYsですが、電子レンジや冷蔵庫、シンクなどの家具は、現在開発中であり、2023年の春頃登場する予定であるといいます。
そんなDAYsに対して、ユーザーからは多くの反響があるといいます。
「ファミリー層が購入されるケースが多いです。購入された人のなかには『ノアのサイズ感が良い』『日常使いができる』など、ありがたい声をいただくことが多いです。
実際にすでにたくさんご注文をいただいており、納期は約1年となっています」
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ちなみに、担当者によると「2023年の春頃には、ホンダ『ステップワゴン』のバンコンが登場する予定です」といいます。