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7000万円超え!? 「新型高級セダン」日本初公開! 光るド迫力グリルがラグジュアリー! ロールスロイス「ファントムシリーズII」がすごかった!

くるまのニュース 2022年10月27日 16時10分

2022年5月12日、ロールスロイスは、同社が「ラグジュアリーの頂点に立つ」と表現する「ファントム」の内外装を向上させた新型「ファントム シリーズII」を公表しました。このクルマは、同年10月20日に日本でも初公開されわましたが、どのようなクルマなのでしょうか。

■ラグジュアリーの頂点に立つ「ファントム シリーズII」

 2022年5月12日、ロールスロイスは、同社が「ラグジュアリーの頂点に立つ」と表現する「ファントム」の内外装を向上させた新型「ファントム シリーズII」を発表しました。

 このクルマは、同年10月20日に日本でも公開が行われました。

 ロールスロイスは、イギリスの高級自動車メーカー。現在日本でも販売されているロールスロイスのクルマは、新車価格で最低でも4000万円を超える金額で販売されています。

 ファントムは、ロールスロイスの最上級セダン。現行モデルは2017年に登場した8代目モデルです。

 新型「ファントム シリーズII」は、そんな「ファントム」を一部改良し、内外装を向上させました。同社はこのクルマについて「ロールスロイスのデザインやエンジニアリングそしてクラフトマンシップの頂点を極めたモデル」と説明しています。

 最も大きな変更は、パンテオングリル上部のデイタイム・ランニング・ライトの間に新たに設けられたポリッシュ仕上げの水平ライン。そして、パンテオングリルの形状を微妙に変化させることで、正面から見たときに「RR」バッジとスピリット・オブ・エクスタシーのマスコットがより目立つようになった点です。

 またロールスロイス「ゴースト」で採用され好評を博したグリルのイルミネーションも追加。ヘッドライトには、レーザーカットされたベゼルスターライトが装着され、スターライトヘッドライナーとの視覚的なつながりを生み出し、夜間の存在感を増しています。

 足元には、サイドプロフィールを強調する新たなホイールが複数種類用意されています。

 三角形のファセットを持つ3Dミルドステンレススチールホイールは、フルポリッシュまたはパートポリッシュ仕上げで注文可能。また、1920年代のロールスロイスのクルマを彷彿とさせる、エレガントなディスクホイールも用意されています。このディスクホイールは、ポリッシュ仕上げのステンレススチールとブラックラッカーの両方が用意されます。

 ファントムの豪華なインテリアはほぼそのままですが、ステアリングホイールをわずかに太くすることで、オーナーとドライバーの接点をより身近なものにしました。

 ボディサイズは、全長5770 mm×全幅2020mm×全高1645mm、ホイールベースを延長したエクステンデッドモデルも用意され、こちらのボディサイズは全長5990 mm×全幅2020mm×全高1645mmです。

 搭載されるエンジンは共通で、最高出力571馬力を発揮する6.7リッターV型12気筒エンジン。これに8速ATが組み合わされ、0-100km/h加速は通常モデルで5.3秒、エクステンデッドモデルで5.4秒、最高時速はともに250km/hです。

 価格は、通常モデルが6050万円から、エクステンデッドモデルが7007万円からとなっています。

 ロールス・ロイス・モーター・カーズの最高経営責任者であるトーステン・ミュラー・オートヴェス氏はこのクルマについて以下のようにコメントしています。

「(ロールスロイス創業者のひとりである)ヘンリー・ロイス卿は『小さなことが完璧を生むが、完璧さは小さなことではない』と言っていました。新型ファントム・シリーズIIのために施されたさりげない変更も、すべて綿密に検討され、細心の注意を払って実行されたものです。」

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