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ホンダが「新顔&新開発ターボ」採用! 新型SUV「HR-V」泊市場で発売! 新エンジン搭載

くるまのニュース 2022年10月27日 9時40分

ホンダのブラジル法人が、新開発の1.5リッターターボ・フレックス対応エンジンを搭載した「HR-V」を発売しました。エタノールおよびガソリンどちらの燃料でも最高出力177馬力・最大トルク24.5kgfmを発揮します。

■フロントグリルでも自然吸気エンジン車と差別化

 ホンダのブラジル法人は、「HR-V」の新エンジン搭載車を2022年10月24日に発売しました。新開発の1.5リッターターボ・フレックス対応エンジン(エタノールおよびガソリンの両燃料に対応するエンジン)が搭載されます。

 ブラジル市場におけるHR-Vは、日本で販売される「ヴェゼル」に相当するコンパクトSUVです。

 フレックス燃料対応車の普及が進むブラジル市場においては、2022年8月2日に現行HR-Vが発表されましたが、当初導入されたのは最高出力126馬力・最大トルク15.8kgfm(エタノール使用時)の1.5リッター自然吸気・フレックス対応エンジンのみでした。

 今回、追加された前述の新開発1.5リッターターボ・フレックス対応エンジンは、最高出力177馬力・最大トルク24.5kgfmを発揮。スペックは、エタノール使用時およびガソリン使用時どちらでも変わりません。

 低温でのエンジン始動にも配慮され、ブラジルでは稀なマイナス5度のシチュエーションにおいても、エタノール100%燃料(E100)によるエンジン始動でかかる待ち時間はゼロに近いといいます。

 トランスミッションは7速MTモード付CVTで、パドルシフトも装備されます。

 また、自然吸気エンジン車に対してターボエンジン車は外観も差別化を受けました。

 フロントグリルについて、自然吸気エンジン車は水平基調のデザインを採用(色はブラック)。日本のヴェゼルにも近いデザインとなっています。

 一方、ターボエンジン車はグリルの外周が縁取られ、かつドット調のデザインを採用。浮遊感のあるデザインに仕上げたとホンダのブラジル法人は説明します。

 ブラジル仕様のHR-Vは、サンパウロ州にあるホンダのイチラピナ工場で生産され、価格はターボエンジン車が17万6800レアルから18万4500レアル(約490万円から約510万円)、自然吸気エンジン車が14万2500レアルから14万9900レアル(約400万円から約420万円)です。

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