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高級ミニバン「アルファード」独占に「待った!」 ホンダの新型「オデッセイ」復活に期待の声多数

くるまのニュース 2022年10月28日 10時10分

2021年末に生産を終えたホンダの上級ミニバン「オデッセイ」に復活の噂が広がっています。SNS上では、ホンダファンを中心に期待する声も集まっているようです。

■老舗ミニバンブランド「オデッセイ」復活に期待の声集まる!

 ホンダの3列シートミニバンラインナップの上位に位置していた「オデッセイ」ですが、2021年12月末の埼玉製作所 狭山工場の閉鎖に伴い、惜しまれつつ生産を終了してしまいました。

 そんななか、ホンダ社内でふたたび上級ミニバンを導入するための検討が密かに始まっているとの情報が伝わってきました。
 
 これに対し多くのホンダファンが、SNS上などで期待の声を寄せています。

 ホンダは、2021年12月末にオデッセイの生産を終了しました。

 オデッセイは、1994年の初代モデルから25年以上の歴史を持つ「老舗」のミニバンブランドで、2014年登場の最終型で5代目となります。

 生産終了後も半年以上に渡り、公式Webサイト上では掲載され続けていたオデッセイでしたが、2022年9月にサイトの公開もひっそりと終了したことから、在庫されていた車両も一掃されたとみられます。

 現在上級ミニバン市場では、トヨタ「アルファード」が人気を独占する状況にあり、そのためホンダに対し、オデッセイ復活を要望する声も少なくないといいます。

 そんななかで、中国では引き続き生産されているオデッセイの上位モデル「エリシオン」が、2023年にも日本へ新型オデッセイとして導入される可能性があるとの噂が流れています。

 中国仕様のエリシオンは、2021年12月にマイナーチェンジを実施したニューモデルです。

 ベースとなっているのは、まさに同タイミングで国内生産を終えたオデッセイでした。

 エリシオンのボディサイズは、全長4951mm×全幅1842mm×全高1711mm、ホイールベース2900mm。

 セカンドシートにキャプテンシートを備えた7人乗り仕様で、パワートレインには、2リッターアトキンソンサイクルガソリンエンジンと、高効率・高出力の2モーターハイブリッドシステムを組み合わせています。

 内装レイアウトは、2020年にマイナーチェンジした現行型オデッセイの仕様に準じ、7インチフル液晶メーターパネルや、10.1インチの大型センターディスプレイ、ジェスチャーコントロール・パワースライドドアなどを備えます。

 さらにシート素材などはオデッセイよりもさらに豪華な仕様となっており、日本には設定がなかった電動ダブルサンルーフも用意されています。

 2022年10月末現在、ホンダからの正式な発表はありませんが、2023年にも国内へ登場するとの噂もあり、大いに期待して待ちたいところです。

※ ※ ※

 そんな新型オデッセイ復活の噂に対し、SNSでも多くの反応が寄せられています。

 ホンダファンからは「期待できる」「本当なら嬉しい」「楽しみ」「買おうかな」など、登場を待ち望む声が見られます。

 いっぽうで「もっとゴツくしないとアルファードとは勝負にならないのでは」「(アルファード並みに)背を高くしないと売れない」と、はやくもライバルに対し見劣る面があるといった冷静なコメントも散見されるようです。

 またモデル廃止を受け「え! 他のクルマをオーダーしてしまった…」というユーザーもいるよう。

 一度廃止を宣言しておきながら、手のひら返しともとれる対応に対し「ホンダの対応は場当たり的に映る」と戸惑いの声もあります。

 いずれにせよ、トヨタが高級ミニバンの市場をほぼ完全に独占しているなか、対抗馬としての新型オデッセイの復活に期待するむきは少なくないようです。

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