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日産“明るさ強調”「マーチ リオ」はマーチの元気印!? リオ五輪特別モデルはどんな姿だったのか

くるまのニュース 2022年10月31日 16時40分

日産のブラジル法人が、リオオリンピック・パラリンピックを記念してかつて製作した「マーチ リオ」「キックス リオ」とは、どのようなモデルなのでしょうか。

■現地法人設立22周年を記念しメモリアルスペースを設置

 日産のブラジル法人は、現地での操業開始から22周年を迎えたことを記念し、リオデジャネイロ州のレゼンデ工場内にこれまで生産した車種を展示するメモリアルスペースを設置したと2022年10月21日に発表しました。

 特別なマーチやキックスとなる「マーチ リオ」や「キックス リオ」も展示されるといいますが、どのようなスペースなのでしょうか。

 日産のブラジル法人は2000年に設置されました。しかし、現地法人設立による本格進出の前にも、車両の輸入販売自体は1950年代初頭からおこなわれており、また1950年代には現地工場による一部日産車の製造(初代「パトロール」など)がおこなわれていたそうです。

 その後、2014年にレゼンデ工場での現地生産が開始され、現在に至ります。

 メモリアルスペースでは、2014年以降に現地生産された日産車として、まず5台が展示されます。

 そのなかの2台となるマーチ リオとキックス リオは、リオデジャネイロで2016年に開催されたオリンピック・パラリンピック大会を記念して製作された特別車で、1000台限定で市販もされました。キックス リオは、オリンピックの聖火リレーで先導車も務めました。

 両車ともにオレンジ色の特別パーツが特徴的で、マーチ リオはフロントスポイラーやドアミラーカバーなどにオレンジ色の加飾が追加され、より明るい印象に。

 キックス リオはバンパーやルーフにオレンジのアクセントカラーを採用。またフロントグリルにもオレンジのワンポイントが入り、目を引きます。

 ほかには、レゼンデ工場の生産第一号車として従業員からのサインが記されたマーチなども展示されるほか、車両のほかにリオオリンピックの聖火トーチも展示されます。

 メモリアルスペースはレゼンデ工場内にあるため、当面の間は従業員や特別なゲストのみに公開される予定です。

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