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トヨタ「最大級SUV」に“極上の車上泊”仕様! ライトありすぎ&“伝統”のペイントがイケてる! 「セコイア TRD Pro Adventurerコンセプト」がSEMA2022に登場

くるまのニュース 2022年11月7日 6時10分

2022年11月1日から米国・ラスベガスで開催された「SEMAショー2022」にて、北米トヨタは、「Associated Accessories Program(AAP)」の発表とともに、13台のカスタムカーを公開しました。そのなかにはトヨタ最大級のSUV「セコイア」をカスタムした「セコイア TRD Pro Adventurerコンセプト」がありました。

■トヨタ最大級SUV「セコイア」をどこでも遊べる無敵の車上泊仕様に

 2022年11月1日から米国・ラスベガスで開催されていた「SEMAショー2022」にて、トヨタの北米法人(以下、北米トヨタ)は、特定のアフターパーツをクルマの購入プロセスに取り入れる「Associated Accessories Program(以下AAP)」の発表とともに、13台のカスタムカーを公開しました。

 そのなかでも、トヨタ最大級のSUV「セコイア」をカスタムした「セコイア TRD Pro Adventurerコンセプト」は、どのようなクルマなのでしょうか。

 SEMAショー2022は、アメリカ・ラスベガスで2022年11月1日から4日まで開催される世界最大級のカスタムカーショーです。

 北米トヨタは、SEMAショー2022のなかで、「GR86」や「GRスープラ」などのスポーツカーや「タンドラ」や「ランドクルーザー」といった本格オフロード車のカスタム車両を13台展示しています。

 そのなかには、トヨタ最大級のSUV「セコイア」をカスタムした「セコイア TRD Pro Adventurerコンセプト」があります。

 セコイアは、トヨタのフルサイズピックアップトラック「タンドラ」をベースに3列SUV化した国外専売モデル。現行モデルは、2022年1月に北米で世界初公開され、14年ぶりの全面刷新となった3代目になります。

 車名は「世界一大きな木」として知られる大木「セコイア」に由来し、3代目モデルのボディサイズは全長208.1インチ(約5285mm)×全幅79.6インチ(約2021mm)×全高74.2インチから77.7インチ(約1885mmから約1973mm)と車名に恥じない巨大なボディを持ちます。

 日本のトヨタSUVラインナップの中で一番大きなSUVとなる「ランドクルーザー」(全長4950mm-4985mm×全幅1980mm-1990mm×全高1925mm)と比べても、全長がさらに約300mm長くなっています。

 一方で、Westcott Designsは、北米のトヨタ販売店で車両整備をおこなっていた「Jeff Westcott」氏が立ち上げたアメリカのアフターパーツメーカー。トヨタが北米で販売するSUVやピックアップトラックのフロントバンパーやルーフラック、サスペンションなど、オフロード仕様に仕上げるパーツを設計・製造しています

 今回展示された「セコイア TRD Pro Adventurerコンセプト」は、セコイアの最上級グレード「TRD Pro」をベースに、リフトアップをおこなうなど、オフロード仕様にカスタマイズされたモデル。

 車体は、フロント3インチ(7.62cm)、リア1.75インチ(4.445cm)リフトアップされ、Camburg製アッパーコントロールアームや、リアビレットロワーおよびアッパートレーリングアームを装備しています。

 足元は17インチInnov8 Racing社製G400ホイールに、Nitto社製 Recon Grapplers A/Tタイヤの組み合わせ。セコイアの快適な乗り心地を維持しながら、トレイルの多様性を確保しています。

 さらにオフロード走行に役立つライトも多数増設。フロントバンパーに埋め込まれたリジッドインダストリーズ社製20インチライトバーをはじめ、フロントフェンダー上部に設置された2つの6インチフォグランプ、ルーフに装備された6つの6インチADAPTライトを装備しています。

 これらのほかにも、Westcott Designs社製のロックスライダーやリアハッチラダー、薄型ルーフラック、モジュラーヒッチマウントラックなどが装備されています。リアラックには水上バイクが収まり、その水上バイクとリアフェンダーには80年代のトヨタSUVを思い出す、伝統にインスパイアされたカスタムペイントが施されています。

 さらにルーフラック上にはGo Fast社製ルーフトップテントと自転車用ラックも装備され、長い旅を楽しむことができるようになっています。

 セコイア TRD Pro Adventurerコンセプトの販売などについては明記されていませんが、前述のAAPも同時に発表されていますので、これらのカスタムを北米のディーラーでおこなうことができるようになるかもしれません。

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