ランドローバーの日本法人は、2022年11月8日よりSUVの「レンジローバー イヴォーク」に、日本で企画したという150台の限定車を設定しました。どのようなクルマなのでしょうか。
■「コンパクトSUV」にゴージャス内装の限定車を用意
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、高級SUVブランド「レンジローバー」のコンパクトSUV「レンジローバー イヴォーク」に150台の限定車「ブロンズ コレクション キュレーテッド フォー ジャパン(以下限定車)」を設定すると発表しました。
限定車は2022年11月8日より受注を開始しています。
本格的なクロカン性能を有しながら豪華な内外装を装備する高級SUVのレンジローバーシリーズは、現在4モデルの展開となっています。
もっとも伝統がありフラッグシップモデルの「レンジローバー」、ハイパフォーマンスモデルの「レンジローバー スポーツ」、ミッドサイズの「レンジローバー ヴェラール」とコンパクトな「レンジローバー イヴォーク(以下イヴォーク)」です。
イヴォークはシリーズ内のコンパクトSUVとして2012年からラインナップ。2代目となる現行モデルは、国内では2019年6月に受注が開始されました。
パワートレインは4タイプで、1.5リッター直列3気筒エンジン+プラグインハイブリッドのほかに、2リッター直列4気筒ディーゼルエンジン+マイルドハイブリッド、さらに2リッター直列4気筒ガソリンエンジン2種類も用意し、駆動方式は全車4WDとなっています。
今回設定された限定車は充実した装備が特徴で、プラグインハイブリッドの2022年モデル限定車「ブロンズ コレクション」をベースに、日本独自で企画したといいます。
外装は、2021年10月にモデルチェンジしたフラッグシップの「レンジローバー SV セレニティ」を想起させるコリンシアンブロンズ塗装のルーフがアクセントとなっているほか、20インチのサテングレーアルミホイールを装備しています。
インテリアはクラウドとエボニーのバイカラーとなり、カラーを変えることのできる間接照明のプレミアムキャビンライティングなどを装備し、プレミアム性を向上。
安全装備は、車体の姿勢維持制御であるアダプティブダイナミクスやオートハイビーム、ドライブレコーダーなどを装備しています。
限定車は3色のカラーバリエーションとなり、ソウルパールシルバーが65台、サントリーニブラックが20台、カルパチアングレーが65台用意されます。
イヴォーク限定車の価格(消費税込)はソウルパールシルバーとサントリーニブラックが829万円、カルパチアングレーが833万円となっています。