トヨタが新型「プリウス」（5代目）を世界初公開しました。新型プリウスはスポーティな外観デザインへと進化するほか、内装も大きく変更されました。どのようなデザインになるのでしょうか。
■新型プリウス、センターメーターやめたって!?
トヨタが5代目となる新型「プリウス」を2022年11月16日に世界初公開しました。
新型プリウスは「Hybrid Reborn」をコンセプトに、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を併せ持ったエモーショナルなモデルへと進化。
プリウスならではのモノフォルムシルエットを継承しつつ、ワイド＆ローなスタンスと19インチの大径タイヤ採用により、感性に響くスタイリッシュなデザインへと刷新されます。
さらに、第5世代ハイブリッドシステムと、第2世代TNGAプラットフォームの採用で、ずっと乗っていたくなる、気持ちの良い走りを実現しました。
内装は、「走りのワクワク感」と「上質さ」を両立させたデザインを採用。「アイランドアーキテクチャー」コンセプトにより、圧迫感のない広々とした空間と運転に集中しやすいコックピットを実現したほか、直感的に操作ができ、ドライビングを楽しめる空間としています。
黒を基調したインテリアには、インストルメントパネルとシートステッチの加飾をコーディネート。スポーティでありながら新しい上質感を両立しました。
さらに、インストルメントパネルにはトヨタ初となる「イルミネーション通知システム」を設定。
アンビエントライトとして室内を彩るだけでなく、トヨタセーフティセンスと連動する新機能をデザインに取り入れて、対象物を検知した際、アラームが鳴る前にイルミネーションの点滅でドライバーへ注意喚起し、より安心なドライブをサポートします。
プリウスといえば、世界初の量産ハイブリッド車として1997年にデビューした初代モデルから一貫して「センターメーター」を採用していましたが、新型プリウスではこれを廃止。
歴代モデルでインストルメントパネル中央に配置されたメーターは、新型プリウスでは運転席前へと移動され、さらに、トヨタのBEV（バッテリーEV）「bZ4X」に採用された「トップマウントメーター」にも似たようなデザインで、スッキリとした運転席周りとなりました。
また、従来モデルに装備された縦長大型ディスプレイは、新型では横長ディスプレイに変更され、インパネ上部へと移動。
ほかにも、従来モデルで「使いづらい」といわれていた、インパネのスティック状のシフトも廃止され、新型「ノア／ヴォクシー」や新型「クラウン クロスオーバー」などの最近のトヨタのハイブリッド車に採用されるシフトノブへと変更されました。
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新型プリウスのパワートレインは、1.8リッター／2リッターシリーズパラレルハイブリッド車（HEV）に加え、2リッタープラグインハイブリッド車（PHEV）を設定。
HEVは今冬、PHEVは2023年春頃に発売される予定です。