2022年11月30日、スズキのタイ法人は新型「エルティガ SMART HYBRID」を公開しました。ベースモデルのコンパクトミニバン「エルティガ」は、現地ですでに販売されていますがが、新型モデルはどこが違うのでしょうか。
■スズキに新たなハイブリッドシステム採用のコンパクトミニバン誕生
2022年11月30日、スズキのタイ法人は新型「エルティガ SMART HYBRID」を公開しました。
新型「エルティガ SMART HYBRID」は、7人乗りのMPV（ミニバン）「エルティガ」に新たに追加されたハイブリッドモデルです。
ボディサイズは全長4395mm×全幅1735mm×全高1690mm、ホイールベースは2740mmとコンパクトで、後席ドアはスライド式ではなくヒンジ式です。
エクステリアでは、エレガントでユニークなクロームグリルが特徴的な、スマートなデザイン。インテリアでは、ブラックのコンソールにグレーのウッド調パネルが施され、チャコール調のガーニッシュなどもあいまってワンクラス上の上質感を放っています。
パワートレインは、1.5リッター直列4気筒エンジンに、統合スタータージェネレーターやISG、リチウム イオン バッテリーを組み合わせたスズキの新しいスマートハイブリッドシステムが採用され、燃費が通常のモデルと比較し2km／L改善し17.9km／Lを実現しています。
スズキのタイ法人代表である天野稔氏は、このクルマについて以下のようにコメントしています。
「新型エルティガSMART HYBRIDの投入により、タイのMPV市場に新たな “WOW”を起こし、市場を活性化させ、ひいては2022年のスズキの販売活性化につながるものと考えています」
新型エルティガSMART HYBRIDの価格は、ベースグレードのGLで78万3000バーツ（約304万円）、10インチのタッチスクリーンやバックカメラを標準装備とした上位グレードのGXが83万9000バーツ（約326万円）です。