最近では豪華な内装の新型車が多く登場しています。今回は新型SUV「エクストレイル」の質感高いインテリアについて、詳しく見ていきます。
■新型「エクストレイル」の質感高い「インテリア」とは
最近では、内装の質感が高い新型車が多くのメーカーから登場しています。
今回は2022年7月に登場した日産新型SUV「エクストレイル」のインテリアについて見ていきます。
2022年7月25日に発売された新型エクストレイル。
2000年初代モデルが登場してから、力強い走りやタフで利便性の高い装備、さまざまな先進技術の搭載など進化を続け、多くのユーザーからの支持を集めてきました。
今回で4代目となる新型エクストレイルは、第2世代「e-POWER」と「VCターボ」の装備、また電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」の搭載など、新たなSUVとして進化。
また初代からの「タフギア」を継承しつつ、新たに「上質さ」が加わり、日常生活からアウトドア体験まで幅広いシーンでの利用が可能にしています。
そんな新型エクストレイルですが、なかでも上質さが感じられるインテリアについて詳しく見ていきます。
インテリアの特徴のひとつにシート素材が挙げられます。
今回、新たに次世代シート素材「テーラーフィット」が設定されており、これは「G」「G e-4ORCE」グレードに標準装備されます。
テーラーフィットは日産独自に開発された素材で、「触感」と「柔らかさ」が追求され、心地良い包まれ感を実現しています。
さらにオプションで、タン色のナッパレザー(抗菌仕様)を選ぶことが可能。
通常の革よりもソフトな風合いを持つ高級なナッパレザーは、インパネの部分のほかセンターコンソールにも用いられており、厚みのある高級本革が用いられていることで質感の高さが強調されています。
アクセントとして、インパネの下の部分に木目調のインストロアカバーが備わっており、このほか、センターコンソールにも同様の木目調のカバーがあしらわれており、細部にまでこだわりが感じられます。
座席シートには、ナッパレザーを基調に各所にブラックカラーアクセントに施されており、座面部分はキルト地で細かい高級感を演出。
質感の高さに加え、ブラックで力強さも感じられるようなデザインに仕上がっています。
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新型エクストレイルの上質さについて、「コンセプト変わってエクストレイル感なくなった」「エクストレイルには高級感いらなくない?」と、タフさを強調していた従来モデルを支持するユーザーからはやや否定的な声も。
一方で、「この質感はクラウン超えだ…」「内装質感好き」「豪華すぎてニヤニヤ」と、新たな上質さが加わった新しいエクストレイルに期待を寄せるユーザーの声も見られます。
このほか、最近ではマツダ新型「CX-60」にもタン内装が備わるなど、新たに登場するモデルには「質感の高さ」を意識したクルマがトレンドといえるかもしれません。