トヨタのイギリス法人は、新型「アイゴX（クロス）」が2022年12月12日週より提供を開始したと公表しました。コンパクトなボディを持つトヨタ最小級SUVですが、どのようなクルマなのでしょうか。
■トヨタ最小級SUV「アイゴX」英国で提供開始
トヨタのイギリス法人は、新型「アイゴX（クロス）」が2022年12月12日週より提供を開始したと公表しました。
カラーバリエーションや先進安全装備が追加されているようです。
トヨタが国外で展開しているコンパクトカー「アイゴ」は、国内で販売されている「ヤリス」よりも小さいモデルです。現行モデルは3代目ですが、この3代目モデルにSUV要素を加えたクルマがアイゴX（クロス）です。
新型アイゴX（クロス）のボディサイズは、全長3700mm×全幅1740mm×全高1510mmと、国内で展開しているSUVで言えばスズキ「クロスビー」と同じようなコンパクトさで、トヨタのラインナップのなかでも最小クラスに相当します。最小回転半径は4.7mに設定されており、小回りも効きます。
エクステリアは全体的にシャープでスポーティなイメージをもたせながら、バンパー下部の大型グリルやフォグランプ、スキッドプレート風のバンパーが、タフ感を醸し出します。
パワートレインには、最高出力72馬力を発揮する1.0リッター直列3気筒エンジンを採用。これに、CVTもしくは5速MTが組み合わされます。
今回提供が開始されたという新型アイゴXでは、エマージェンシーステアリングアシスト付きプリコリジョンシステムやインテリジェントアダプティブクルーズコントロール、レーントレースアシスト/レーンデパーチャーウォーニング、オートマチックハイビーム、ロードサインアシストなど、Toyota Safety Senseおよびドライバー アシスタンス機能が全車標準装備されています。
またボディカラーには、新色カルダモングリーン、ジンジャーベージュ、ジュニパーブルーメタリック、チリレッドパールセントが、ブラックとの2トーンを選択可能です。
価格は、1万5975ポンド（268万円）からです。